実務データ分析虎の巻Vol.20(最初の課題定義で気を付けること:その5)

bnr_toranomaki

「おい!最近お前が担当している製品の業績が悪いぞ。

原因を調べて早く手を打て!」と言われて、

「はい、分かりました!」

と早速手を動かしてしまうのは危険です。なぜだか分かりますか?

 

「明確、具体的な言葉の定義」、「データで定量的に」、

「比較対象を明確に」、「事実(現象)とそれ以外とを切り分ける」

に続き、「適切な課題設定」に必要なポイントの5つ目は

「課題のキードライバー(主指標)は何?」です。

 

「言葉の定義を明確に」にもつながりますが、「自分が関わっている仕事

の重要指標は何か」を意識していない(当たり前と思い込んでいるも含む)

人は少なくありません。最終ゴールはどんな指標で表されるのか、

を明確にしておかないと、データを使った現状把握も要因特定にも

繋がりません。または、独りよがりの分析になってしまいます。

 

ここを曖昧なまま“作業”に突入しないように、確認しましょう。

例えば、売上に直接つながる”購買率“を本質的なゴール指標として扱うべき

ところを、“集客数”が最終ゴールだと思ってその問題点を分析してしまえば、

話が噛み合わなくなります。分析自体も無駄ですね。

この指標を使って「今どんな課題がどの程度起こっているのか」、

「この指標に影響している要因は何か」を定量化するのがデータ分析です。

仕事の成果はどんな数字で評価できるのか。一番最初に必要な本質的な問いです。

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