データ分析はあくまで手段であり「武器」である







   







 最近は特に、データ分析そのものに主眼を置くだけでなく、具体的な成果を出すための問題解決スキル全般の中での「データ活用」についてお話させて頂くことが増えました。







   







データサイエンスやデータ分析だけに注目が集まり、独り歩きすると、「手段と目的」が混同され、結果的に目的・成果が達成できない状態を多く目にしてきました。







      







  分析は目的化されやすい







      







  確かに的を得た表現です。







    







もちろん、私の強みであるデータやデータ分析を主軸としながらも、あくまで手段やツール、すなわち武器として活用し、具体的な問題解決をする。







この点に更にフォーカスを置いて実績を出し続けています。







     







その際には、このようなプロセスに従って、それぞれで結果を出し、最終的には結論や問題解決につながるようなスキルを育成しています。













  恐らくこのような目的思考、広い視点でデータ分析、データリテラシーを扱い、人材育成ができる人はなかなかいないのが実状ではないでしょうか。







(少なくとも私自身はお会いしたことがありません)







    







AI時代に必要なスキル。グローバルなスキルとして、育成を本気でお考えの方、一度ご相談ください。柔軟なプログラムをご準備できます。







私が育てているのは”ロジカル”ファシリテーター







  







ファシリテーション、ファシリテーターという言葉を以前に比べてよく耳にするようになりました。







    







単なる個人スキルでなんとかなるものは限られ、組織やチームの中で成果を出すための大事なヒューマンスキルとして注目を浴びています。







      







私自身、日産自動車内で、この「ファシリテーションによる課題解決プログラム」の最上位資格(V-Expert)を取得して、多くのファシリテーターの育成にも携わってきました。







      







世の中には多くの「ファシリテーション」「ファシリテーター育成」プログラムはありますが、多くはその「お作法」を伝授するものが多いようです。もちろんテクニックとしての基本お作法は必須です。







一方で、いくらお作法を身に付けてもそれが、チームを引っ張って合理的な結論に到達できるかというとそうではありません。







単に相手の意見を傾聴したり、それをまとめ上げるだけのファシリテーションでは、実効的、実践的な答えを出すのは難しいでしょう。







         







ロジカルファシリテーターには次のようなスキルとテクニックが必要です:







 ・相手の意見を広く引き出す







 ・多様な意見を効果的・効率的にまとめる







 ・全体の筋道を付け、合理的な着地点(合意点)に導く







  







本を読んだり、知識を入れることだけでは実現が難しいことがお分かり頂けると思います。でもそれは一方で、AIや機械が全く太刀打ちできない、人ができれば圧倒的な価値を生み出す領域だとも言えるでしょう。







  







これが実現できるまでにはそれなりの場数と時間が必要となりますが、その結果、例えばこんな良いことが期待できます。













 







いかがでしょうか。組織全体のパフォーマンスと問題解決力を質的、効率的に向上させることにつながります。







  







こういう領域に手を付けずにもがいていた企業や組織からの御相談やご依頼が少しずつ増えており、今週もまずは役員へのセミナーを皮切りに、実際の問題解決プロジェクトを走らせながら身に付けてもらうプログラムがスタートします。













「やる組織」と「やらない組織」。一足飛びにはいかないですが、時間が経つとその違いが大きく現れてくることでしょう。







行政マンに必要な問題解決、データ活用スキルが益々求められるように













新潟県燕市役所や横浜市役所を始め、これまでも継続的(年単位)で、行政マンのデータに基づいた問題解決スキル、提案力の向上サポートをさせて頂いております。













2019年度は、更に多くの自治体からご要望を頂き、集合研修やワークショップでの実課題、実データを用いた実践的な活用など、幅広く貢献させて頂くことになりました。













具体的には、これまで続けている新潟県燕市、横浜市などに加え、







・広島県福山市、







・和歌山県紀の川市、







・徳島県美馬市、







・目黒区







が確定しています。その他の自治体も現在調整中です。













私としても、現在続けている民間企業で具体的な成果を出すためのサポートに加え、2019年からは「地方」や「グローバル」、「学校」といったキーワードにも大きく比重を置いた活動を本格化させたいと考えております。







   













行政、自治体、市役所を対象としたデータ活用スキル、問題解決スキルのプログラムはなかなか無いと思います。これまでの多くの自治体サポートに基づいた、極めて実践的なプログラムをご提供できますので、是非ご相談ください。





「我が町の子供の貧困」問題をデータで見てみると・・・



 



新潟県燕市役所で4か月にわたり続けてきたデータ活用プロジェクトの成果を市長はじめ、庁舎内の方々に向けた発表会を実施致しました。



今年度のテーマは『燕市におけるこどもの貧困問題』。



この課題テーマに対して、複数の部署からメンバーを集め(さらには隣の自治体からもメンバーに加わってもらい)、データを用いた分析、深掘りを行い結論に結びつけるという、完全プロジェクトベースの実践型スキル育成プログラムです。



 



今回のメンバーは8名。私が毎回ファシリテーターとして現地を訪問し、方向性や進め方、考え方の指導をしながら答えを出していきました。



具体的な内容をそのものをここに記載することはできませんが、この課題の担当部署でもここまでの情報は無かった、と言われるほど中身の濃い、価値の高いアウトプットが出せたと思います。



市町村レベルでこれだけの情報を得ているケースはほとんどないはずです。





 



 



"気付き”  "理解”  "満足”  "良い議論”そのものは私のトレーニングの最終ゴールではありません。



具体的な成果を出すことに拘る僕にとって非常に重要な取り組みの一つが成功裏に終わりました。



やって良かったと心から思います。



 



実際に「具体的な答えを出す」ところまで本気でやることで身に着くこと、分かることは多いと思います。来年度も行きますよ!



1年目からデータによる課題解決力・提案力を付けさせる企業



 



先週は、最大手食品メーカーと、最大手ECサイト企業とで、いずれも侵入社員を対象とした、「データ分析活用研修」を実施致しました。



 



私のプログラム受講者の最大のボリュームゾーンは、30代前半で、管理職少し手前で自業務は十二分に自分でこなせる方々です。もちろん、どの層にでも十分対応できる内容にはなっているのですが、一番効果がありそうと考えられているのは中間層です。





一方で、意図的に若いうちからデータを使うスキルを学んでもらい、それを自業務で時間を掛けて自主的に使えるようになってもらうことを狙っている企業もあります。



 



この食品メーカーは、技術職(ほとんど全て大学院卒)を全て集めた階層別必須研修のプログラムとしてずっと採用頂いております。皆さん優秀であるものの、実務経験はまだ半年ほどしかなく、その中でもこれからの仕事に必要なスキルを一生けん命学ぼうとしていました。



 



内容的には、少し高めのチャレンジを敢えて見せることで、会社の狙いと期待を具体的に示すことも同時に実現できます。



 



そして、受講者の感想はどうか、と言いますと、これもまた他の層に実施するのと同じく大変高い評価を頂くことができています。



 



既に2019年度(4月以降)の研修やサポートのご依頼が入り始める時期となりました。



ご検討の方はお早目にご相談、ご依頼頂ければ幸いです。



 



どうぞよろしくお願い致します。


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