『結局、仮説で決まる。』が発売です!

遂に明日(10月26日)に新刊『結局、仮説で決まる。』(日本実業出版社)が発売となります。

問題解決やデータ分析における”ゴール定義”や”仮説の立て方”について、実践的なアプローチを具体的に書いています。

https://amzn.asia/d/jfTuXAz

私個人としては、前作から4年ぶりの発刊となります。

内容は、多摩大大学院MBAの授業「クリティカルシンキング」や、企業向け研修プログラムとして提供している「仮説立案実践講座」で扱っている内容に
事例ケースを豊富に追加したものになっております。

これまで積み上げてきた知見とテクニックを余すところなく紹介しておりますので、是非ご覧ください。


今年度唯一の受講機会ですので、是非ご検討下さい

大好評のロングセラーセミナーの今年度唯一の開催です。

プログラムを通して1つのビジネスケースを扱い、「問題解決」ためのデータ活用の進め方やテクニックを修得頂きます。

一つの分析結果だけで全てを把握して解決できるケースは稀です。また、複数の分析を行うにしても、何をどの順番で行えばよいのかがわかっていないと迷走してしまいます。

そのようなよくある失敗ケースに陥らないためにも、正しいプロセスとテクニックをビジネスケースに向き合いながら学びましょう。

ライブオンラインでの実施により、どこからでもご参加頂けます。

https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/nxt/nc230913/

皆様とオンラインでお会いできることを楽しみにしております。




 



 



いくつもの業種にまたがるクライアント様のお手伝いをする中で、うわべだけでなく、本当の意味でデータ活用力、問題解決力、分析力を組織の力に変えたいと考えている人やチームは一体それ以外と何が違うのでしょう。



 



例えば、データ分析に関わらず一般的に「研修」によって到達したいゴールを適切に置いているでしょうか?



a) 効果や必要性について気づきを得る(知る)
b)
テクニックや理論などを理解する
c)
理解したことを演習を通じ(現実の難しさと併せて)体験する
d)
理解したことを実践に移す(実践しようというモチベーションを持つ)
e)
実践で使い続ける
f)
実践で成果を出す



 



一般的に一日研修や半日セミナーなどで到達できるのは、上記c)までというのが現実的でしょう。



一方で、刺激的な研修を受講させることで、受講者がd), e), f)に自然に移行することを期待しているケースに稀に遭遇することがあります。



確かに気持ちは分かります。でも、どんなにすばらしい研修であっても、現実的には難しい側面があります。
人の気持ちは、外部からの刺激だけで、180度変わることは極めて稀だからです。



 



自分の内にあるモチベーションによって、自らの行動を180度変える人はいるかもしれませんがこれは外部からの刺激とは全くの別ものです。
(むしろそういう人は、外部のセミナーの力など借りなくても、既に自ら動いているはずです)



 



理解し、知識やスキルを得ることと、個人がやる気になる(モチベーションを持つ)ことは別な問題として切り分けて考えることが必要です。



「やり方を知ったから」



これだけでは、人の気持ちや行動までは変わりません。



世の中には、「人の気持ちにスイッチを入れる」ようなセミナーや研修もあるでしょう。
でも多くの場合、それはその瞬間(せいぜい2~3日間)しか持続しません。
一時の高揚感がそうさせることはあります。でも、それは持続的な競争力には及びません。



 



大事なことは、



(1)知識やスキル習得  と
(2)個人や組織としてのモチベーション



とを切り分けて、それぞれの対策を考えることです。



 



日々の業務をサバくことに忙殺され、それをこなしてさえいれば業務評価に◎がもらえる、という状況下で、「君もスキルを高めて課題解決しなさい」と正論を言っても、「はい」という返事と裏腹に、何も起こらないのが自然です。



一方で、でもやる気を持った時に何も方法を知らないと動きが取れません。



 



そのため、上記(1)が必要となるのです。



 



ここまで本気で組織力を高めたい、現状を変えたいと考えていれば(覚悟があるか)、必然的に上記(1)と(2)を切り分けて考えることが求められます。



そして、その覚悟と気の入れようが大きい組織が、ある程度の時間を掛けながらも変化していることを実感しています。



 



せっかく時間とお金をかけて行う研修です。



 



しっかりと組織力、具体的な成果に結びつく形に持ってきたいですよね。
私としても、自分の組織人経験、実務経験があるだけに、そこに持っていくことにこだわりがあります。



 



皆さんの組織やチームはいかがでしょうか?



 



日経BP社主催の『仮説立案 実践講座』を11/22に開催致します。



このプログラムも実施も既に5回目となります。



 



他では受けられない内容であると同時に、実務で課題解決を行ったり、データ分析を行うときなど、必ず必要となる内容で、誰もが”知りたい”、”できるようになりたい”と思うスキルを伝授いたします。



仮説立案



 



http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/seminar/nis/161122/



 



仮説、仮説とはいうものの、一体どうすれば質の高い仮説を作れるのか。



自分の視野やアイデアをどう広げることができるのか。



 



これらを実現させる実践的、実務的なテクニックをたっぷりとお伝え致します。



 



これまでの受講者による評価も極めて高く、受講後すぐに使いたくなるスキルばかりです。



 



皆様のご参加をお待ちしております。



翔泳社BizZineにて新たなオンライン連載を始めました。



新潟県燕市で現在進行中のプロジェクトを実況中継する連載です。



http://bizzine.jp/article/detail/1849



昨年度に引き続き、今年のテーマは「地場産業の活性化」。
RESASという地域経済分析システムをどこまで活用してできるかを敢えて今回のチャレンジの一つとして設定しました。



RESASは内閣府が地方振興に対してデータで取り組むように導入を後押ししているシステムで、全国のオープンデータが分かり易く手に入ります。



連載第1回の今回は、とりあえずここまで使ってみた感想と、RESASの紹介をしています。実際のデータ分析、課題解決の内容は第2回以降順にお伝えする予定です。



 



このプロジェクトでの私のゴールは次の3つです:



 



・課題の結論をまとめること



・プロジェクトを通して参加者のスキルアップを図ること



・RESASという新たなツールを導入して成果につなげること



 



RESAS



これらを事前に自らコミットして進めています。



とても緊張感がありますが、楽しいですね。
是非ご覧ください。


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