来年度も「データ分析活用」オンライン定番セミナーやります!

オンラインで受講できる、私の「データ分析活用」標準プログラムです。

すでに10年近く実施し、好評頂いている定番で、2024年度はこの5月と12月の2回のみの開催となりますので、是非この機会を逃さないようご検討よろしくお願い致します。

https://event.shoeisha.jp/bza/5step-online/


「正しいデータを使う」はこんなにも難しい

「XX業界での人手不足が問題となっている」

 例えばこの問題をデータで表現・把握する場合、どのようなデータを使えば良いでしょうか。

 とあるワークショップで出てきたのが、XX業界での就業者数の推移を示す(折れ線)グラフでした。

大幅な右肩下がりのグラフが、事の深刻さを物語っている・・・・・と言いたかったのだと思いますが、私はここで”待った“をかけました。

 

なぜなら、ここで定義した問題は「不足」であって「減少」ではありません。

グラフと問題が一致していないのです。

 

不足」を示すのであれば、必要な人手(需要)に対して、現在の人手(供給)が足りていないことを示さなくてはなりません。

分析者の中で「減少しているのだから不足が起きているに違いない」と想定してしまうことで、データの客観性と論理性がつぶされてしまっています。

 

”何が言いたいのか“

つまり、「問題を具体的に明確にし、適切なデータを選び取る」のは、分析手法や統計以前に最も大事な出発点と言えます。これが合っていなければ何をやっても無駄だからです。 

 

このような演習やワークショップを実施する機会が民間、自治体などで大変増えました。


データ活用に必要な要素(“つなげる”)

データ活用に必要なことを「どう表現して伝えるか」はいつも試行錯誤しています。

特に、統計学や分析手法、データサイエンスといった「やり方」だけに拘って、うまく”活用“に至っていないケースには、どのような要素が足りていないのかをできるだけ明確にしてお伝えするようにしています。

 その要素をお伝えするための最新バージョンがこちらです。

皆さんはデータ活用や(例えば)データサイエンスというと図のどの範囲を想定されるでしょうか。

図中下の表に描かれた方法論だけをどんなに磨いても、ゴールと“つなげる”ことができないとうまく「目的に沿った結論」を導き出すことができません。

 特にこのゴールが、業務上の個別具体的なものであればあるほど、当事者以外の第3者がこの“つなげる”役に回るのは現実的に難しいでしょう。

つなげる”部分は一般論では太刀打ちできないケースが大多数だからです。

 

このことからも、組織内でデータ活用を実現する上では、誰がどの役回りを行い、どの(スキルや人材)部分を向上させないといけないのか、という検討が必要なことがわかります。

 今年もこの重要な“つなげる”要素を向上頂くサポートをガッツリさせて頂きます。


無題eee



 



 



 



 



 



5月28日(木):SMBCコンサルティング主催



 『ビジネスデータ分析 実践基礎講座』に登壇します。



 



PC(Excel)を使わないで初めて行うデータ分析基礎研修です。



いつもの”手を動かして”学ぶ研修・セミナーと異なり、たっぷりと”頭を使って”学んで頂くセミナーです。



是非ご検討ください。



http://www.smbc-consulting.co.jp/company/seminar/tokyo/month/201505/seminar_20150186-01.html



正式にロジカルシンキングのプログラムを企業研修向けに開始することになりました。



 



ロジカルシンキングはデータ分析を行うベースとしても必須です。理想的にはロジカルシンキングをしっかり下地で身に着けて、それをより具体的に実現する手段としてデータ分析ができるようになれば、鬼に金棒でしょうね。そういうサポートをさせて頂きたいです。



ロジカルシンキングの基本は至ってシンプルです。



「何のためにするのか?」(目的)



「なぜ、そう言えるのか」(理由)



この2つが明確に認識できているか、他人に説明できるか、だけの問題です。



そのやり方のいくつかを具体的に習得します。でもこれって仕事の根幹であり、必須スキルですよね。



 



実務的には、コミュニケーション、プレゼンテーション、課題解決など広い業種、業務に適応可能です。仕事や課題の見え方が変わるでしょう。



 



ロジカルシンキングのいわゆるツールやフレームワークも扱いますが、あくまで仕事をする上で「自分の頭を使って」柔軟に、相手に分かりやすく伝えたり考えたりするにはどうしたら良いかを、実務家ならではのオリジナリティたっぷりの内容で行います。



 



一例として次のようなプログラムをご紹介します。もちろんお客様の要望に合わせたアレンジも可能ですのでお声掛けください。



 



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