これは私がセミナーや研修でいつも最初にお話することです。



 



「データ分析をやるため」ではなく、「データ分析を仕事で活用するため」に必要なものは何だと思いますか?



 



これを聞くと、多くの方が「データ分析のやり方や知識」と答えます。



もちろん最小限必要な知識やスキルは必要なのですが、そのようなとき、私はこの3つの箱をお見せします。



3つの箱



 



 



 



 



左から順に、分析プロセスを大まかに示しています。



一番左(1)は、分析”前”に必要な課題定義や仮説構築です。



これなくして行う「分析作業」は”目的のない数字遊び”になり兼ねません。分析のゴールや目的を決めずに右往左往するケースは後を絶ちません。



 



次に必要なのは「分析をどうやるか」という内容です((2)の箱)。



これ”だけ”に多くの人が注目します。言い換えると、これさえ身に付ければ、今の課題(=データを仕事に活用できていない)を解決できると思われているのです。



 



事実はこれに反します。



実際に”抜けてしまっているのは”むしろ、先の(1)と次の(3)です。



 



(3)とは、分析”後”に、個別の分析結果を有機的につなげて、筋の通ったストーリーを作ることです。これなくして、組織の中で、個々の分析結果だけを振りかざしても何も伝わりませんし、結果として何も起こりません。



 



私のプログラムは、この3つの箱のウェイト(比重)を、プログラムの目的に合わせてアレンジして作っています。



(2)だけを伝える研修やセミナー、本が多い中で、組織の中での実務経験に基づいて(1)と(3)に重きを置いてお話できることが最大の価値だと自負しています。



 



これらの点から、単なる単発研修だけでなく、それに続く、実際の実務課題のサポートをご依頼頂くケースが増えてきました。”使える”ようになるための考え方や進め方をお伝えし、成果をあげています。



これらのご依頼に感謝すると共に、実際に成果に結びつけることができる他にないサポートをこれからも多くの方々にご提供させて頂きたいと思っております。



 



よろしくお願い致します。



こちらの講座についても大好評につき、3月25日(金)に開催致します。



「仕事でデータ分析を使う」のネックになっている”データ分析後”のプロセスに重きを置き、個々の分析結果をつなぎ合わせて一つの課題解決ストーリーを作り上げるポイントを演習をたっぷり交えてお話致します。



データ分析手法を学んだけど結局使えない、といって困っている方、是非ご参加下さい。



すでに開催7回目となる実績が、これまでの受講者の満足度を物語っています。



他の講師ではこのお話はできません。なぜなら組織内での実務家としての実績と経験を伴っていないためです。



お待ちしております。



http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/seminar/nis/160325/BP



10/5発売の『AERA』の特集「捨てる哲学」に出ます。
取材のため、どのように書かれているのか、どの程度の記事になっているのか、まだ分かりません。



「個人・企業がモノやコトを捨てられない」のテーマでなぜ私に取材依頼が来たのか最初分かりませんでしたが、精いっぱい対応しました。
普段扱っている「データ」とは全く関係なく、私自身の大きな組織での改革経験が下地になっています。特に、企業側で一度始めた業務や無駄と分かっていても止められない仕事など、なぜそういう事態になるのか、本音ベースでお話しました。



そういう際どいところに飛び込んで、社内改革をやっていたこと+行動経済学による個人のマインドの話を絡めてお話しました。



AERA



是非ご覧下さい。



2月7日、都内で行われたSMBC主催のビジネスセミナー(データ分析セミナー)に登壇しました。



半日だけでしたので、実務で使うデータ分析のエッセンスを駆け足で纏めてお伝えしました。大変高い評価を参加者から頂きました。



いずれも、「もっと深く知る機会が欲しい」という要望が多かったことがうれしかったですね。2時間半だけで話すと、きっとそう感じるだろうなと思いながらやったので、本当にそれが伝わったのだと思います。



 



「もっと知りたい」「やってみたい」といった感情が出てくることが、”使えるようになる”ことの近道だと思います。その意味でも大成功でした。



今回は、特に多くの人が悩む「どうやって課題と分析を結び付けるのか」「仮説はどう作ればよいのか」という、データ分析に繋げるための考え方を深くやりました。



それが本当にヒットした感じです。これからもこの部分を重点としたプログラムも提供していきたいと思います。



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