最近のバズワードとして、IoT (Internet of Things)やBI(Business Intelligence)などが挙がります。



これらをビジネスの軸にしているコンサルやベンダーはこぞって「これからはIoTの時代」や「BIで問題解決!」といったコピーを連発しています。



いずれも嘘ではないものの、それを導入しただけで何かが変わると考えると期待過剰となる恐れがあります。



 



場合によっては、データサイエンス、データ分析、統計などとこれらIoTやBIなどのアプリケーションがごちゃまぜになって語られることも少なくありません。



 



一体、データやデータ分析を活用したいと考える企業は何を見てどこに向かえばよいのでしょうか?



 



そこで、私なりにこれらの関係をできるだけ簡素にまとめてみました。



 



IOT



 



 



 



 



 



 



・IoT技術は、情報(データ)収集先を色々なモノに繋げて、これまでに無かったデータ収集を大量に行います。



 



・BIツールは、大量のデータをユーザーの使い勝手よく、可視化して見せてくれます。



 



いずれも、それぞれ単独で何かが起こせるわけではないことにお気づきでしょうか?



それらを見て、判断し、必要な情報を事前にインプットし、使いこなすのは、最終的には人間(分析者)です。やはり、これらのツールを使う上でも、ユーザーの課題解決力、データリテラシーは必要です。



コンピューターも、人工知能(AI)も人に代わってこの部分をやってくれるには至っていません。



 



是非、多くの方が基礎的な課題解決スキル、データマネジメント(分析)スキルを身に付けて、これらのツールをバシバシ使いこなせるようにもなって頂きたいですね。



翔泳社主催のイベント『データ活用最前線2017~データ×BIが導く業務変革』の基調講演に登壇致します。



基調講演



 



 



 



 



 



http://enterprisezine.jp/article/detail/8966



基調講演のテーマは、



「課題解決に導くデータ分析の現場活用~データから『価値』を引き出す本当の実践ポイントとは」



です。BI(Business Intelligence)と、私が提唱する実務へのデータ分析活用とは必ずしも相容れない部分も少なくないのですが、うまく両方の接点を見出すことができればと思っています。



 



私が思うセルフサービス(データ分析専門家でない人が自分の力で日常的に分析を使いこなすこと)的なデータ分析活用は、BIのようなツールに頼り切るのではなく、あくまで自分の思考で応用範囲を柔軟に広げられることを目指します。



だからこそ、色々な課題や目的に対して柔軟に価値を得ることができるのです。



 



いずれにせよ、このイベントでは私の新書『データ分析「超」入門』が参加すると貰えるようですので、奮ってご参加下さい。



HDE社主催の『データ分析手法を活用した起案資料作成方法を学ぶセミナー 』で登壇することになりました。



9月13日が大阪、16日は名古屋で講演します。



これは今年2月に東京で行い、大盛況であったセミナーの地方版です。



https://www.hde.co.jp/press/event-seminar/-v-1.html



 



特に情報セキュリティーや、IT部門の方、ベンダーの方々に向けて、データを使ってどのように自分たちの製品やサービスの価値を示せるか、についてお話致します。



 



その時の軸になるものが「データ」であり「分析」、「見せ方」なのです。



 



私の講演は90分程度ですので、内容は必然と限られてしまいます。



でも、大阪や名古屋の方に向けたオープンセミナー(無料)機会となりますので、是非お越し頂き、



 



「こうやって数字を活用すれば良いのか。分析といっても、このように考えれば自分の仕事でも大きく価値を発揮できそうだ」



 



ということを体感して頂ければ嬉しいですね。



 



HDE


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