データリテラシーを身に付けるための質問のしかた

「このグラフから何が分かりますか?」と聞いてはいけません

   

私の研修やワークショップでは、例えばこういうグラフが出てきます。

これを見ながら考えてもらうのは、

「このグラフから何が言えますか?」

ではなく、

「このグラフを作ってみようと思った人は何が言えそうだと最初考えたのでしょう?」または「何が言いたかったのでしょう?(グラフ作成の前に)」

です。

   
前者は ”データやグラフ有りき思考” を前提とした質問で、誰かが作ったデータやグラフを読み解くことだけを求めます。それでは、自分の目的に合ったデータの選択(これを私は実務データリテラシーだと思っている)も、そのデータの必要な見方も考える余地はないですね。

でもこれ、本当に仕事で成果を出すためのデータの使い方なのでしょうか?

「データから何が言えるか」だけで本当に勝負できるのでしょうか?

     

一方、後者の質問は”目的思考”

私が目指すデータリテラシーとはまさにこのこと。

なので、このようなグラフを出しながらも、

「ここから何が言えますか?」などとは聞かず、

「これ作った人、何を知りたい(=目的)と考えたのでしょうねぇ?」

と聞きます。

関連記事

  1. 新潟県燕市役所での行政課題データ活用プロジェクト発表会

  2. 3/10『データ活用最前線2017』基調講演に登壇致します!

  3. サイトをオープンしました。

  4. 10/15新刊が出ます『武器としてのデータ活用術』

  5. 10/5発売『AERA』特集に出ます

  6. オンラインインタビュー『「御社のデータ活用」が一向に進まないワケ』

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP