実務データ分析虎の巻Vol.21(それは“誰の視点”での課題ですか)


bnr_toranomaki



 



データ分析はもちろん、課題解決を行う最初のステップは課題定義ですが、課題を定義するにも、「誰にとっての(誰の視点での)」課題かを意識することを忘れることがあります。



 



それによってゴールとなる指標が変わるからです。



 



例えば、『観光振興』という課題に対して、観光地や行政(地方財政)の視点では「いかに観光収益を上げるか(観光客にお金を落とさせるか)」がメイン指標になり、この視点での課題とゴールを明確にします。



 



一方、観光客の視点では、観光客から見た観光地の魅力度を上げ、訪問者の数を上げることがゴールとなり、魅力度や観光客数がメイン指標となるでしょう。



 



同じテーマや課題でも、誰の視点かを決めることの重要さがわかりますね。



関連記事

  1. note記事『「正しいデータを使う」のはこんなにも難しい、というお話』

  2. 10/5発売『AERA』特集に出ます

  3. 日経情報ストラテジー5月号連載!

  4. 日経BP主催『仮説立案実践講座』開催 (2/20)

  5. 鹿児島市役所にてEBPM研修およびワークショップ実施中

  6. 実務データ分析虎の巻Vol.54(2つの回帰(かいき)分析)

PAGE TOP