実務データ分析虎の巻Vol.52(なぜマネージャーにデータリテラシーが必要なのか)




 



 



データ分析結果からは、そこに至るプロセスや分析者が作業中に取った個別の判断内容が見えません。



そんな結果だけをみて判断を求められるマネージャには2点、大きな落とし穴があるのです。



 



(1)分析結果は客観的なものとは言い切れない



 



データ分析はだれがやっても同じ客観的な結果が得られる、という“誤解”をよく耳にします。



本当は、分析者自身による裁量部分が非常に多く、本人のさじ加減一つで結果に大きく影響が出ます。



しかも、それをわざわざ上司に報告もしません。それ、チェックせずに大丈夫ですか?



 



 



(2)分析者自身も気づかないトラップに陥っている可能性がある



 



分析設計から実際の実施に至るまで、本人の意図に拠らない、陥りやすい間違いポイントが多数存在します。



だれも気づかなければ、そのまま「正しくない分析結果」が独り歩きします。その責任負えますか?



 



いずれもマネージャ本人がそれらをチェックするリテラシーを持たずに、大問題に発展するリスクが常にあります。組織内で最後まで誰も気づかず、結果的に御の字というケースが山のように埋もれているのです。



結果的に、それはそれで組織の意思決定を歪めているのです。



 



 



チームリーダー、マネージャ、意思決定者があなたの組織のボトルネックになってはいませんか?



 



今すぐ組織全体のリテラシー向上が必要かもしれません。



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