実務データ分析虎の巻Vol.70(「考える」にも2種類あります)


「もっと考えて」と言われて”考える”こととは?

仕事での「考える」には大きく2種類あります。

ところがこれがあまり意識されていない故に、「考える」人材やスキルが正しく育成されていない現場によく出くわします。

 

その2つとは、次の2つです。

 

(1)  柔軟な発想で奇抜なアイデアを創出する

(2)  心理や課題解決に近づくためのロジックを構築すること

 

高校生などに「もっと考えなさい」というと、ほとんどが(1)を想定して、思いつくがままに方策を語り始めます。

彼らにとっては「考えて」いるのです。

 

仮に(1)のアイデアが素晴らしくても、社会人としては(2)に裏打ちされていない限り、納得されず、実行もされませんよね。

 

これ、高校生だけの話ではありません。

 

(1)で盛り上がったは良いけど、実行されなかった、成果が出なかった、という覚えはありませんか?

 


関連記事

  1. 実務データ分析虎の巻Vol.83~クロス集計表と相関分析の関係

  2. 実務データ分析虎の巻Vol.43 (データはいくつ必要なのか?)

  3. 最新刊『武器としてのデータ活用術』の韓国語版がもうすぐ現地で発売です

  4. 実務データ分析虎の巻Vol.26(仮説の作り方)

  5. 仮説立案の記事が載りました『MY健康経営』7月号

  6. データ分析を組織定着させるカギ

PAGE TOP