行政マンに必要な問題解決、データ活用スキルが益々求められるように













新潟県燕市役所や横浜市役所を始め、これまでも継続的(年単位)で、行政マンのデータに基づいた問題解決スキル、提案力の向上サポートをさせて頂いております。













2019年度は、更に多くの自治体からご要望を頂き、集合研修やワークショップでの実課題、実データを用いた実践的な活用など、幅広く貢献させて頂くことになりました。













具体的には、これまで続けている新潟県燕市、横浜市などに加え、







・広島県福山市、







・和歌山県紀の川市、







・徳島県美馬市、







・目黒区







が確定しています。その他の自治体も現在調整中です。













私としても、現在続けている民間企業で具体的な成果を出すためのサポートに加え、2019年からは「地方」や「グローバル」、「学校」といったキーワードにも大きく比重を置いた活動を本格化させたいと考えております。







   













行政、自治体、市役所を対象としたデータ活用スキル、問題解決スキルのプログラムはなかなか無いと思います。これまでの多くの自治体サポートに基づいた、極めて実践的なプログラムをご提供できますので、是非ご相談ください。





「我が町の子供の貧困」問題をデータで見てみると・・・



 



新潟県燕市役所で4か月にわたり続けてきたデータ活用プロジェクトの成果を市長はじめ、庁舎内の方々に向けた発表会を実施致しました。



今年度のテーマは『燕市におけるこどもの貧困問題』。



この課題テーマに対して、複数の部署からメンバーを集め(さらには隣の自治体からもメンバーに加わってもらい)、データを用いた分析、深掘りを行い結論に結びつけるという、完全プロジェクトベースの実践型スキル育成プログラムです。



 



今回のメンバーは8名。私が毎回ファシリテーターとして現地を訪問し、方向性や進め方、考え方の指導をしながら答えを出していきました。



具体的な内容をそのものをここに記載することはできませんが、この課題の担当部署でもここまでの情報は無かった、と言われるほど中身の濃い、価値の高いアウトプットが出せたと思います。



市町村レベルでこれだけの情報を得ているケースはほとんどないはずです。





 



 



"気付き”  "理解”  "満足”  "良い議論”そのものは私のトレーニングの最終ゴールではありません。



具体的な成果を出すことに拘る僕にとって非常に重要な取り組みの一つが成功裏に終わりました。



やって良かったと心から思います。



 



実際に「具体的な答えを出す」ところまで本気でやることで身に着くこと、分かることは多いと思います。来年度も行きますよ!



1年目からデータによる課題解決力・提案力を付けさせる企業



 



先週は、最大手食品メーカーと、最大手ECサイト企業とで、いずれも侵入社員を対象とした、「データ分析活用研修」を実施致しました。



 



私のプログラム受講者の最大のボリュームゾーンは、30代前半で、管理職少し手前で自業務は十二分に自分でこなせる方々です。もちろん、どの層にでも十分対応できる内容にはなっているのですが、一番効果がありそうと考えられているのは中間層です。





一方で、意図的に若いうちからデータを使うスキルを学んでもらい、それを自業務で時間を掛けて自主的に使えるようになってもらうことを狙っている企業もあります。



 



この食品メーカーは、技術職(ほとんど全て大学院卒)を全て集めた階層別必須研修のプログラムとしてずっと採用頂いております。皆さん優秀であるものの、実務経験はまだ半年ほどしかなく、その中でもこれからの仕事に必要なスキルを一生けん命学ぼうとしていました。



 



内容的には、少し高めのチャレンジを敢えて見せることで、会社の狙いと期待を具体的に示すことも同時に実現できます。



 



そして、受講者の感想はどうか、と言いますと、これもまた他の層に実施するのと同じく大変高い評価を頂くことができています。



 



既に2019年度(4月以降)の研修やサポートのご依頼が入り始める時期となりました。



ご検討の方はお早目にご相談、ご依頼頂ければ幸いです。



 



どうぞよろしくお願い致します。



オンライン連載「データ分析」って難しいんです~仮説構築に求められるロジカルシンキング



 



One Marketing社によるオンライン連載第4回は、



 



・なぜデータ分析を実務で活用すると難しいと感じてしまうのか



・良い仮説と悪い仮説は何が違うのか



 



について、本質的なことをご紹介しています。



 





 



 



 



 



 



https://www.onemarketing.jp/lab/btob-marketing/data-analysis_178



我ながら、とても重要なことを簡潔な言葉に落とし込んで書けたと感じる会心の記事です。



 



私が企業研修やセミナーでお話する『仮説構築』について、これをいかに適切に行うか。



多くの方が関心を持つ内容です。そのためこのテーマの研修やリクエストが増えています。



 



是非ご覧ください。



 



 



 



 



地方自治体職員に必要なデータ活用スキルとは



 



総務省が管轄する機関誌『行政&情報システム』6月号に、「データ利活用のための人材育成」と題した特集記事を書きました。



 



内容は、昨年度新潟県燕市で取り組んだ、行政課題をデータで解くプロジェクトの紹介と、そこから導き出される、地方自治体職員に求められるデータ活用力とは何か、について書いています。





この時のプロジェクトのテーマは「市民の健康促進」でした。データでこの課題を掘り下げていったプロセスとポイントを紹介しています。



 



特に、単なるプロジェクトの紹介ではなく、民間でも行政でも組織でデータ分析を利活用するための「大事な共通ポイント」について、まとめて書いています。



 



 



 



 



具体的には、



(1)データ分析の目的



(2)正しい課題解決プロセス(方策君にならない)



(3)トップのリーダーシップとコミットメント



(4)取り組みの明確な優先度



に分けて、その本質を紹介しています。



 



最後に、いつもどこでも言っていることではありますが、



「データを活用する」とは、統計理論や分析テクニックを学ぶこととは別なアプローチが必要です。



と締めくくりました。



 



機会がありましたら、是非ご覧ください。行政や地方自治体だけでなく、民間企業の方々にも有用な情報だと思います。




PAGE TOP