クリティカルシンキングの授業で表彰です



 



何の前触れもなかったのですが、今年で5年目になる多摩大大学院ビジネススクールで、表彰されました。





こちらでは「クリティカルシンキング」の教授をしており、毎年秋学期に20名近くの受講者に向けて授業を行っています。



 



 



 



 



 



 



あまりアカデミックな内容に偏らず、より実践的な内容にこだわっています。1学期の中で、次の3つのパートに区切って授業を行っています。



 



1)企画・提案のためのクリティカルシンキング



2)問題解決のためのクリティカルシンキング



3)グループディスカッションのためのクリティカル



 



もちろん、双方向(インタラクティブ)の授業です。ご興味がある方、単科でも取れますので、お待ちしております。



 



 



無題



 



 



 



先日、多摩大大学院ビジネススクールの「クリティカルシンキング」のクラスで次のお題を出し、YESまたはNOの立場を各自決め、その主張を支える根拠を(データ含む)ロジカルに組み立ててもらいました。



 



柔軟な雇用形態・働き方は、より促進されるべきである?



 



実はこの問に挑むときに、入口をしっかり押さえておかないと、後のロジックやデータがいかに正確でも相手にうまく刺さらないのです。



 



具体的には、「自分のメッセージを誰に向けて主張するのか」



「“柔軟な雇用形態・働き方”とは具体的にどういう内容を想定しているか」



を明確にしておく必要があるのです。



 



例えば、これを会社の役員に向けて意思決定のための訴えるのか(その場合、会社視点でのメリットがメインメッセージ)、それとも世の中一般に向けて従業員目線のメッセージを訴えるのかで、訴求点が違ってくるはずです。



 



“柔軟な働き方”も「場所」、「時間」、「制度」などいくつもの定義は切り口がありますね。これらを曖昧なままにしておかないことです。



 



データ分析もロジカルシンキングも、途中のプロセスのテクニックが注目されがちですが、相手の腹に落とすための本質はこのように”入り口“にもあるのです。



多摩大大学院ビジネススクールのセメスターが終了しました。



 



他では受けられない、組織内で使える超実践的で本質的な内容をと、1年がかりで私なりに練りに練ったプログラムでもあり、無事完遂できたことに感謝の一言です。



単なる論理学ではなく、どう自分の主張を効果的に伝えるか、どう課題をロジカルに解くか、どうチームの意見を的確にまとめるか。いずれもどんなビジネスシチュエーションでも必要なるスキルですよね。授業の中で、徹底的に考えてもらい、議論もしました。



来年度もよろしくお願い致します。



 



日産での実務経験と実績に基づいた内容です。他の大学、ビジネススクールでも登壇につきましてご相談に乗ります。



 
My "Critical thinking" class at Tama graduate school of management has been completed!
It was a quite unique class for graduate students to develop completely practical "logical/critical thinking" skills, which you can apply to many cases in the business settings such as presentation, planning, negotiation, communication and problem solving. I hope the students enjoyed my class!



今年度、多摩大大学院MBAコースで「クリティカルシンキング」の講義を持ちました。せっかくやるのであれば他では受けられないものをと考え、



 
(1)論理構築(コミュニケーション)、(2)グループ合意形成、(3)課題解決



 
の3つを軸にした超実践的な授業を創り上げました。(アカデミックな理論だけの授業とは本質的に違います。毎回ガンガン頭を使ってもらいます)



来年度も同じクラスを担当します。



私は1月25日に模擬授業を行う予定ですので、社会人大学院生を考えている方は是非お越し下さい。



http://tgs.tama.ac.jp/innovator_session/
多摩大体験



bnr_toranomaki



「おい!最近お前が担当している製品の業績が悪いぞ。



原因を調べて早く手を打て!」と言われて、



「はい、分かりました!」



と早速手を動かしてしまうのは危険です。なぜだか分かりますか?



 



「明確、具体的な言葉の定義」、「データで定量的に」、



「比較対象を明確に」、「事実(現象)とそれ以外とを切り分ける」



に続き、「適切な課題設定」に必要なポイントの5つ目は



「課題のキードライバー(主指標)は何?」です。



 



「言葉の定義を明確に」にもつながりますが、「自分が関わっている仕事



の重要指標は何か」を意識していない(当たり前と思い込んでいるも含む)



人は少なくありません。最終ゴールはどんな指標で表されるのか、



を明確にしておかないと、データを使った現状把握も要因特定にも



繋がりません。または、独りよがりの分析になってしまいます。



 



ここを曖昧なまま“作業”に突入しないように、確認しましょう。



例えば、売上に直接つながる”購買率“を本質的なゴール指標として扱うべき



ところを、“集客数”が最終ゴールだと思ってその問題点を分析してしまえば、



話が噛み合わなくなります。分析自体も無駄ですね。



この指標を使って「今どんな課題がどの程度起こっているのか」、



「この指標に影響している要因は何か」を定量化するのがデータ分析です。



仕事の成果はどんな数字で評価できるのか。一番最初に必要な本質的な問いです。


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