bnr_toranomaki



「おい!最近お前が担当している製品の業績が悪いぞ。



原因を調べて早く手を打て!」と言われて、



「はい、分かりました!」



と早速手を動かしてしまうのは危険です。なぜだか分かりますか?



 



「明確、具体的な言葉の定義」、「データで定量的に」、



「比較対象を明確に」、「事実(現象)とそれ以外とを切り分ける」



に続き、「適切な課題設定」に必要なポイントの5つ目は



「課題のキードライバー(主指標)は何?」です。



 



「言葉の定義を明確に」にもつながりますが、「自分が関わっている仕事



の重要指標は何か」を意識していない(当たり前と思い込んでいるも含む)



人は少なくありません。最終ゴールはどんな指標で表されるのか、



を明確にしておかないと、データを使った現状把握も要因特定にも



繋がりません。または、独りよがりの分析になってしまいます。



 



ここを曖昧なまま“作業”に突入しないように、確認しましょう。



例えば、売上に直接つながる”購買率“を本質的なゴール指標として扱うべき



ところを、“集客数”が最終ゴールだと思ってその問題点を分析してしまえば、



話が噛み合わなくなります。分析自体も無駄ですね。



この指標を使って「今どんな課題がどの程度起こっているのか」、



「この指標に影響している要因は何か」を定量化するのがデータ分析です。



仕事の成果はどんな数字で評価できるのか。一番最初に必要な本質的な問いです。



多摩大学大学院MBAプログラム秋学期に向けて、「クリティカルシンキング」の体験授業を8/7@品川キャンパスにて行います。



http://www.tama.ac.jp/innovator_session/index.html



無料ですので、是非お越しください。



このような話を簡単にさせて頂きます。



 



本クラスの特徴



・職種、業界等に関わらず、どこでもいつでも必要となる論理思考を扱います



・組織の中で「人に伝え、人を動かす」ためのロジックの作り方を習得します



・個人やグループでのワークショップを通じてお互いに学び合います



・「正しい理屈」だけでなく、現実に陥り易い「リスク」を常に意識します



・組織内に文化や仕組みとしてクリティカルシンキングを浸透させるための



障壁や解決策などについても議論します



無題MBA



7月13日(月)に、京都商工会議所主催の「京商ビジネススクール」にて、仕事ですぐつかえる!実務データ分析の1日セミナーに登壇します。



 



http://www.kyo.or.jp/jinzai/seminar/theme/sm_100758.html



 



他では受けられない、「使える」セミナーを関西地区にて体感頂ける絶好の機会です。



コンサルタントや学者と違い、日産自動車本社で社内改革に携わってきた実務家による、仕事のためのデータ分析です。



 



是非この機会に受講頂き、企業内研修の候補としてご検討頂ければと思います。



無題kyoto



データをそのまま使うのではなく、何かの”軸“で分解することで深掘り



ができます。その際、理論的な”軸“を考えるだけでなく、実践的な視点が



必要です。今回はその二つ目『対策のイメージは浮かぶか』について。



 



実務家のデータ分析のゴールの一つは、



「具体的な対策(アクション)が取れる」 ことです。



 



例えば、”天候“という軸で売上実績を分解し何か分かったとしても、



天候はコントロールできないため、効果的な打ち手に繋がりません。



これでは、実務的な観点からは”使えない“分析結果となってしまいます。



逆に、“年齢”軸で売上実績を分解した場合、その結果から“30代”への



売上に問題ありと分かれば、その年代向けの対策を具体的に想定できます。



この視点を分析の早い段階で持てば、分析の優先度がはっきりします。



正式にロジカルシンキングのプログラムを企業研修向けに開始することになりました。



 



ロジカルシンキングはデータ分析を行うベースとしても必須です。理想的にはロジカルシンキングをしっかり下地で身に着けて、それをより具体的に実現する手段としてデータ分析ができるようになれば、鬼に金棒でしょうね。そういうサポートをさせて頂きたいです。



ロジカルシンキングの基本は至ってシンプルです。



「何のためにするのか?」(目的)



「なぜ、そう言えるのか」(理由)



この2つが明確に認識できているか、他人に説明できるか、だけの問題です。



そのやり方のいくつかを具体的に習得します。でもこれって仕事の根幹であり、必須スキルですよね。



 



実務的には、コミュニケーション、プレゼンテーション、課題解決など広い業種、業務に適応可能です。仕事や課題の見え方が変わるでしょう。



 



ロジカルシンキングのいわゆるツールやフレームワークも扱いますが、あくまで仕事をする上で「自分の頭を使って」柔軟に、相手に分かりやすく伝えたり考えたりするにはどうしたら良いかを、実務家ならではのオリジナリティたっぷりの内容で行います。



 



一例として次のようなプログラムをご紹介します。もちろんお客様の要望に合わせたアレンジも可能ですのでお声掛けください。



 



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