・データの見方



・価値ある情報を掘り下げる視点



 



を楽しみながら学ぶための記事がYahoo!ニュースに掲載されています。



http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150918-00010000-biz_sbcr-nb



 



結局こういう遊び心と、視点がどうしても必要なんですよね、データ分析には。



高度な分析手法に手を出す前に、是非色々なデータを組み合わせて遊んでもらいたいと思います。



果たして、暑いとアイスは売れるのでしょうか?是非ご覧ください。



無題yahoo



Yahoo Newsへの寄稿です。



データを深掘りできる人とできない人を分ける”この視点”について書いたオンライン記事です。
これで平面的な分析が多面的な分析になると思います。無題yahoo
今回は「お客様アンケート」の平均スコア比較してどうするの?というお話です。



お気軽に「データ分析の本質の一つ」をお楽しみください。



こういった視点から、”課題解決”の糸口が見えてくることでしょう。



 



http://online.sbcr.jp/2015/09/004103.html



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データ分析のベースとなる部分(分析する前の考え方など)は、ロジカルシンキングの世界そのものだなと強く思います。



ロジカルに考えられた仮説や課題設定ができていないと、いかにその後の分析手法が優れていても、有効な答えにたどり着かないからです。



 



このプロセスは「適切な課題設定」から始まりますが、そのポイントの一つが



「明確、具体的な言葉の定義」です。



 



例えば「売上に対する販促が“効いていない”」という課題に対して、



「そうか!それは問題だ!」と突っ走るのではなく、



「効いていない」と判断した根拠を定量的に確認、共有しておくことは重要です。



 



“半年前はXXX円の販促で来店者が5%増えたが、現在では1~2%に留まる。”



 



を課題だと具体化できれば「それはまだ課題と呼べない」とか、「5%増はそもそも



標準的だったのか」といった確認や議論ができます。



ここを蔑ろにしたまま突っ走ると、何のために分析し、その結果をどう評価するかが曖昧なまま作業に突入します。



 



これを避けるのが、「適切な課題設定」なのです。



私も講義を担当している多摩大大学院の、豊田先生の著書



(ビジネス統計学入門:幻冬舎)のあとがきの一部を紹介したいと思います。



 



『・・実際、統計学を得意としていた人が、ある時からデータ分析を必要と



しなくなった例を数多く見かける。統計学をマスターしていくと、仮説構築力が



 高まり、データ分析をしなくても、ビジネス仮説が思い浮かぶようになるのだ。



 「データをいじらなくても知見が得られるようになるために、データを効率よく



いじる技を身に着ける」。・・・』



 



逆説的ですが、とてもよく奥深い本質を表していると思いました。



データ分析スキルを自分のモノにする一番の近道は、自分の仕事で使うこと、



そして場数を踏むことで、仕事における課題解決のセンスが磨かれるというのは、



私の経験からも頷けます。



そのためには、難しい分析手法を知ることをゴールにするよりも、やはり目の前の



仕事にすぐ使える方法を知るほうが大事だと思います。



 



とはいえ、何の指針もなく闇雲に実践に突入するのではなく、適切なプロセスを



踏むほうが効率的、効果的です。私の研修や実務サポートでは、この暗黙知に近い



スキルを可視化、体系化して、できるだけ分かり易く身に着けてもらうことを



目指しています。



『日経情報ストラテジー』で1年半続けた連載「間違いだらけのデータ分析」が9月号(7月29日発売)で最終回となります。



 



最終回の内容は、分析結果を”どう見せるか”。つまりプレゼンと分析の間の思考をどう切り分けるか、について書きました。これは、「分析専門家」ではなく、組織内の「実務家」として求められる内容をしっかり書きました。



また、9月4日に実施の、「課題解決のためのデータ分析入門」セミナーの案内も大きく出ています。是非ご参加ください!日経だけのプレミアムコンテンツです。



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次回からは、新連載が開始です。



今度は、自分で手を動かして分析する人でなく、それらのアウトプットを受け取り精査し、意思決定する立場(マネージャ)のためのデータリテラシー講座をやります! どんな点を突っ込めばよいのか。どんなアドバイスを返せばよいのか。



分析者はどこを見落としがちなのか、などのチェックポイントを毎月紹介します。



こちらも是非ご覧ください。


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