より実践的、包括的な「データ分析活用」のための3日間プログラム(オンライン)が日経BP主催で始まります。

データ”を”分析するのではなく、目的のためにデータ”で”分析するための考え方とプロセス、テクニックを3日間の中でお伝えします。

1日の単発の研修やセミナーで、フォーカスを絞ったポイントについて修得することはできる一方、より包括的にパッケージとして学びたいというリクエストも少なくありません。

「もっと実践する時間が欲しい」「一度自分でやってみた上で、講師からのアドバイスが欲しい」など、一定の時間(期間)があるほうが望ましい状況もあるでしょう。

そのようなご期待と声にお応えすべく、各実施日の間に一定のインターバルをはさみ、またケースを使った実践演習を組み込んだ新しいプログラムをご提供致します。

https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/nxt/nc220722/


「おなかが痛い」も”問題”ですよね。お医者さんはこれをどう解決するでしょう?

データ分析で問題解決をするときも、一般的な「問題解決」のプロセスを外すと、良い結果が出ません。

正しいプロセス(手順)を理解するために、おなかが痛くなった場合の対処プロセスに沿って確認してみましょう。

例えば、「おなかが痛い」という”問題”に出くわし、病院に行ったとしましょう。

問題解決者であるお医者さんは、どのように対処するでしょうか?

まずは、問題の定義として、つまり「誰が何に困っているのか?」を考えます。
これは簡単ですね。「私がおなかが痛くて困っている」ですね。

そこで病院に行きます。

問題解決者であるお医者さんは、「お腹のどこでどのような痛みが、いつからあるのか」など、問題の所在を絞り込んでいきますね。

これが「課題ポイントの特定」です。データの得意とするところで、問題解決や分析のSTEP1となるところです。

問題の所在が具体的に絞られた(特定された)次は、その”原因(要因)”を探ります。恐らく仮説を立てた上で、その検証をして特定するのでしょう。

例えば、食べ過ぎだとか、他の病気が影響しているとか、細菌に感染しているなどが有り得そうですね。

この”検証”のステージもデータが活躍する場の一つです。

最終的にその「原因」を解決するための対処法(処方やアドバイス、搬送など)を下すことでしょう。それが最終的な方策やソリューションということになります。
このときに大事なのは、この方策は「問題」に対してではなく「要因(原因)」に対して行うべきものだということです。
「問題」に対してだと、対処療法にはなるかもしれませんが、「根本解決」にはならないリスクが高いからです。

データを活用するポイントと、その結果を最大限生かすための必要な進め方、プロセスについての紹介でした。


日経コンピュータでの”ロジカルファシリテーション”の連載最終回

遂に4回連載の最終回が掲載となりました。 

ファシリテーションというと、皆の意見を引き出して、うまくまとめて終わり。という認識が日本では強いですが、それだけでは参加者の主観を積み上げただけに過ぎず、何ら合理性ある結論を導くことはできないでしょう。

そのために、私の得意分野でもある「データ分析活用」と「ファシリテーション」とを相互に組み合わせて、より客観的で論理的な結論、解決策を皆で導き出せるプロセスと考え方について紹介しています。

今では、企業向けにこの”ロジカル”ファシリテーションのスキルを実践的に見につけて頂くプログラムも提供させて頂いております。

是非、個人スキルに加えて、チームや組織による合理的な合意形成力を高めたい、とお考えの方はご相談下さい。

これからの時代を生き抜くためのスキルだと確信しております。


オンラインで、でも終日たっぷりとデータ活用の本質をお伝え致します

多くの方がオンラインに慣れてきたこともあり、これまでの「事前ビデオ+午後半日」の実施から「終日」の開催に変更となりました。

本セミナーでは、基礎的な、でも非常に汎用的で効果的なデータ分析手法を用いて、よくある実務課題をテーマに、その対策を講じるまでを行います。

個々の分析手法を効果的に組み合わせて問題を解析し、対策を講じるまでに、首尾一貫したストーリーラインを描きます。

https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/nxt/nc220120/

いつも一つのグラフや分析だけで無理に何か結果を読み取ろうとしていた方は、是非この「目的に合わせて複数の分析結果から結論を導き出す」考え方を身に付けて下さい。

仕事でデータを使う」の意味がお分かり頂けると思います。

皆様のご参加をお待ちしております。


ファシリテーションの一番難しいところは”議論中”ではない

日経コンピュータ9月16日号に、連載『問題解決に導くファシリテーション術』として第2回の連載が掲載されました。

私が本質的にファシリテーションのポイントとして大事と考えている「議論の前」の準備について、6つのポイントを挙げて紹介しています。

コロナ禍でもそうでなくとも、チームや組織の中での合意や意思決定、判断は重要です。その効果的、効率的な進め方は大きく成果を左右することでしょう。

連載全部でなくとも、この号だけでもご覧頂きたい内容です。そして現在、このファシリテーション術について、新たなトレーニングプログラムを立ち上げようかと検討中です。
データ分析と併せて、ご興味ある方は是非ご相談下さい。

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