データリテラシーを身に付けるための質問のしかた

私は研修の中で、様々なデータを用いたグラフを使って演習を行います。

その際に、それらのグラフを見ながら考えてもらうポイントは、

「このグラフから何が言えますか?」

ではなく、

「このグラフを作った人は、(グラフ作成の前に)何が言いたかったのでしょう?」

です。

前者は ”データやグラフ有りき思考” を前提とした質問で、既存のデータやグラフを読み解くことだけを求めます。

それでは、自分の目的に合ったデータの選択(これを私は実務データリテラシーだと思っている)も、そのデータの必要な見方も考える余地はないですね。

これ、本当に仕事で成果を出すためのデータの使い方なのでしょうか?

「データから何が言えるか」だけで本当に勝負できるのでしょうか?

  

一方、後者の質問は”目的思考”といえます。

私が目指す(目的に沿ってデータを活用するための)データリテラシーとはまさにこのことです。


データ活用:自治体向け機関誌の特集に寄稿しました

最近私が民間企業、行政いずれにもお伝えしている本質的な内容を簡潔に纏めた特集記事です。

是非ご覧ください。

『データを活かすには「データドリブン」ではなく「ゴールドリブン」で』

https://www.jiam.jp/journal/pdf/121-03-01.pdf


新潟県燕市PRサポーターに就任しました!

10年前は、当地のことは何も知りませんでしたが、その後「行政データ活用」のプログラムで毎年お世話になりながら、
そのお付き合いももう10年目となりました。

当地と長くお付き合いのある外部の人間に任命される「PRサポーター」にご指名頂き、その名刺が本日届きました。

お米、食器、美味しい食べ物、広がる田園風景、新幹線での便利なアクセス

などなど、あまり知られていない魅力にあふれた場所です。

私もこれから鋭意PRをして参りたいと思います。

同時に、これまで同様、「データを活用した行政への貢献」も人材育成を通じて継続して参ります。

燕市をよろしくお願い致します。


新刊『結局、仮説で決まる。』丸善日本橋店様の陳列状況

各地からの販売レポートが入ってくるようになりました。

丸善日本橋店様では、かなり大きく展開頂いており、販売も好調とのことです。
とてもありがたいと同時に、多くの方のお役に立てることが何よりも嬉しく思います。

私も、先日立ち寄った栃木県小山市にあるツヤヤ小山駅店でも目にしました。私の故郷でもある有隣堂本厚木店でも平置き頂いております。

是非、書店やオンラインにてご覧頂ければ幸いです。

https://amzn.asia/d/bKy4sTr


『結局、仮説で決まる。』が発売です!

遂に明日(10月26日)に新刊『結局、仮説で決まる。』(日本実業出版社)が発売となります。

問題解決やデータ分析における”ゴール定義”や”仮説の立て方”について、実践的なアプローチを具体的に書いています。

https://amzn.asia/d/jfTuXAz

私個人としては、前作から4年ぶりの発刊となります。

内容は、多摩大大学院MBAの授業「クリティカルシンキング」や、企業向け研修プログラムとして提供している「仮説立案実践講座」で扱っている内容に
事例ケースを豊富に追加したものになっております。

これまで積み上げてきた知見とテクニックを余すところなく紹介しておりますので、是非ご覧ください。

PAGE TOP