新潟県長岡市の「データ活用」発進!



 



2020年1月10日に、新潟県長岡市役所で、これから始める「行政のためのデータ活用」プログラムに先立ち、130名の幹部、管理職に向けた講演を行いました。



2時間という短い時間でしたが、皆さんとても熱心に聞いて頂きました。



この中で



「長岡市も人口が減少していますが、一体どのくらい深刻なのかをデータで客観的に部外者である私に説明できますか?」



と問いました。 「えっ?敢えてそう言われると・・・・」という顔をしている人がたくさん見受けられました。



 



ここでは、長岡市の近年の全人口比で約0.5%の減少、そして例えば新潟県全体では同じくそれが約1%という事実を比較することによって、「減ってはいるが、新潟全体と比較すればそのスピードは半分」という評価ができる、といったこともお話させて頂きました。





 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



これから本番が始まりますが、あとは「どこまでの本気度で受講者が挑むか」でその成果が大きく変わります。



長岡の皆さんの本気度を信頼しつつ、しっかりと成果を出していきたいと思います。



 



そして、最後はいつもながら長岡市長とのツーショットも撮らせて頂きました。





プレジデントの特注「人生がうまくいく「24時間の鉄則」」に寄稿



 



1月10日発売のPRESIDENT 2020.1.31号の特集に『説得力があるデータ術』というテーマで2ページほど記事を書いています。



いつも伝えていることを少し簡略化しつつ、新たなネタ(事例)を扱って紹介しています。



例えば、サイコロを1万回振って、”4”が出る確率をビッグデータとデータサイエンスで出したところで、次に”4”が出る確率は1/6でしかない。つまり、過去の記述をどんなに精度よく算出してもそれは未来を保証する(見通せる)ことにはならない、といった内容が含まれています。





 



そもそもデータや数字を扱う上で大事な考え方が満載です。



他の記事も面白いものが多いので、是非ご覧ください。



 



 





データ活用はグローバルなスキルです



 



Trainergramというグローバルでのプロフェッショナルトレイナーを紹介するサイトに登場しています。



貴社の海外拠点などでの英語でのトレーニングも承ります。これらのスキルは日本人のための日本人だけのものではありません。



 



I am providing "Data-analysis" skill programs in English.



You may refer to the link for more detail of the programs at the "Trainergram" site in Europe.



https://trainergram.com/trainers/yoshiki-kashiwagi





 



 



「行政におけるデータ活用の本質はこれだ!」を公開



 



市役所や県庁、その他の地方自治体に向けたサービスも続けています。



その中で、多くの自治体が、データを活用した行政への取り組みを意識している一方、共通のポイントで躓いていることも分かってきました。



 



本質やポイントは民間企業と重なる部分が多いものの、扱うテーマや問題などちょっとした違いがあることも多くの事例を通じて見えてきました。



 



それらの共通ポイントを不定期に、やや軽いタッチで纏めたものを公開して、多くの方に役立てて頂きたいと、以下のサイトを開設しました。



https://jichitai.tumblr.com/





 



 



 



 



 



 



限られた、金銭的、人的資源の中で、より本質的な行政業務を行う必要性は既に多く語られています。



また、EBPM (Evidence-Based Policy Making)という考え方も政府が推進しているところです。



 



是非、サイトをご覧頂き、お役に立てて頂ければと思います。



今後は少しずつ実際の事例なども紹介していきたいと思います。



 



もちろん、自治体でのプログラム実施の御相談もお受け致します。記事をご覧頂く以上の、地に足の着いたプログラムをご提供させて頂きます。



今年の登壇日数は159日でした



 



お蔭様で2019年も無事に予定していたプログラムを全て終了することができました。



皆さまのご支援に心から感謝致します。





 



 



 



 



 



今年は、「データ分析」の観点をより明確に広げて「データ活用」というキーワードを強く打ち出した一年となりました。その一つの金字塔が、今年出版した『問題解決できる! 武器としてのデータ活用術』(翔泳社)です。





 



データを活用するためには何が必要か。その応用先を民間と行政とに分けて、より明確にそれぞれに示すことができるようになった年とも言えます。



この流れを大切にしながら、よりクオリティの高いサービスを来年もご提供して参りたいと思います。



 



今年1年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。


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