実行政課題にデータ分析を当てはめた成果とは



 



今年度サポートをさせて頂いた全国の自治体(市町村や県レベル)の皆さまに、実課題でのデータ分析活用の成果をオンラインで発表頂くイベントを初めて企画し、本日実施しました。





 



 



私のプログラムの中では、研修に続き、実際の実課題、実データを用いた実践ワークショップを行い、成果を出すまでのサポートをさせて頂くケースが圧倒的に多いです。



 



このプログラムの中では、目的や問題の定義の仕方や、それに沿ったデータや指標の選び方などの難しさを体験して頂き、それらのハードルの乗り越え方をアドバイスさせて頂き、背中を押すことで、実際の成果を出す成功体験を積んで頂くことができます。



同時に、その成果の価値も認識頂くことで、行政実務の中でのデータを活用する動機付けにもなり得ます。



 



これは常々、一つの自治体に成果をとどめておくのは勿体ないと感じていたところ、コロナの状況下におけるオンライン環境の中で実現することができました。



今回は、沖縄から東北まで全国津々浦々の自治体の方々に広くご参加頂きました。



その中から7ケース発表頂き、参加者皆さまの糧にして頂くべく、機会をご提供できたのではないかと思っています。



どの発表内容もとても質と完成度の高いものばかりで、それぞれについては一度私は拝見しているのですが、改めて見ることで本当に感動してしまいました。



 



 



 



 



 



 



ある参加者の方からも「これこそ行政に必要なアプローチ、プロセスであり、自治体の職員の皆さんが主体的にこのような成果を出せることは素晴らしい!」とコメントを頂きました。



 



本当に実施できて良かったです。そして是非参加頂いた皆様の今後の力になっていけば、とても光栄に思います。



 



是非来年度も第2回を企画し、皆さんと一緒に更なる高みを目指していけたらと思っています。



 



ありがとうございました。本当に良い一日となりました。またよろしくお願い致します。



 



 



地方自治体向けデータ活用の秘訣記事



 



現在世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの問題を、公開されているデータから見てみました。



たくさんのデータが公開されている一方で、データがあっても活用できていない、と多くの人が感じているのも事実です。



「データがあればよい」ということではなく、その盲点を実データを使って解説しました。



 





https://jichitai.tumblr.com/post/612340578804482048



是非ご覧ください



地方自治体職員のデータ活用力向上のための無料コンテンツです



 



EBPM(Evidence-Based-Policy-Making)など、地方自治や行政の運営にデータによる客観性が求められています。自治体職員のデータ活用スキルを育成している立場として、その情報を発信しています。



 



今回のテーマは



 



『データで”評価”ができていますか?』



https://jichitai.tumblr.com/post/611736441009143808



 



単なる実績の紹介や確認で終わらせることなく、しっかりの”評価”ができるようになると、データの活用はどんどんその価値を生み出していきます。



データ活用のSTEP1として”評価”を目指してみましょう。





 



新潟県長岡市の「データ活用」発進!



 



2020年1月10日に、新潟県長岡市役所で、これから始める「行政のためのデータ活用」プログラムに先立ち、130名の幹部、管理職に向けた講演を行いました。



2時間という短い時間でしたが、皆さんとても熱心に聞いて頂きました。



この中で



「長岡市も人口が減少していますが、一体どのくらい深刻なのかをデータで客観的に部外者である私に説明できますか?」



と問いました。 「えっ?敢えてそう言われると・・・・」という顔をしている人がたくさん見受けられました。



 



ここでは、長岡市の近年の全人口比で約0.5%の減少、そして例えば新潟県全体では同じくそれが約1%という事実を比較することによって、「減ってはいるが、新潟全体と比較すればそのスピードは半分」という評価ができる、といったこともお話させて頂きました。





 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



これから本番が始まりますが、あとは「どこまでの本気度で受講者が挑むか」でその成果が大きく変わります。



長岡の皆さんの本気度を信頼しつつ、しっかりと成果を出していきたいと思います。



 



そして、最後はいつもながら長岡市長とのツーショットも撮らせて頂きました。





「行政におけるデータ活用の本質はこれだ!」を公開



 



市役所や県庁、その他の地方自治体に向けたサービスも続けています。



その中で、多くの自治体が、データを活用した行政への取り組みを意識している一方、共通のポイントで躓いていることも分かってきました。



 



本質やポイントは民間企業と重なる部分が多いものの、扱うテーマや問題などちょっとした違いがあることも多くの事例を通じて見えてきました。



 



それらの共通ポイントを不定期に、やや軽いタッチで纏めたものを公開して、多くの方に役立てて頂きたいと、以下のサイトを開設しました。



https://jichitai.tumblr.com/





 



 



 



 



 



 



限られた、金銭的、人的資源の中で、より本質的な行政業務を行う必要性は既に多く語られています。



また、EBPM (Evidence-Based Policy Making)という考え方も政府が推進しているところです。



 



是非、サイトをご覧頂き、お役に立てて頂ければと思います。



今後は少しずつ実際の事例なども紹介していきたいと思います。



 



もちろん、自治体でのプログラム実施の御相談もお受け致します。記事をご覧頂く以上の、地に足の着いたプログラムをご提供させて頂きます。


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