先日の企業研修後の受講者アンケートで最も多かった声がこちらでした。

「データを見て分析を始めてしまっていたことに気が付いた。」

「目的志向になる重要性が分析の観点から理解できた。」

いずれも、私のプログラムに主旨をよくご理解頂けた証だと嬉しく感じました。

また、研修後に一部のメンバーに対して実施する「実践ワークショップ」も、研修実施後その内容をオブザーブしたいという希望者が増大したとこ報告を頂きました。

”こういう内容を学んだので、どのようなアウトプットが自分達の同僚から繰り出されるのか興味がある”

という極めてポジティブな意識の表れだと思います。

とても良い傾向ですね。

更なる飛躍を!




 



 



お客様満足度調査同様、企業研修でも「受講者満足度」を評価することがあります。



「お客様の満足」は大切なことではありますが、一体それを知ることや 向上させることは何のためか、十分具体的に把握できているでしょうか?



  例えば、企業研修での「受講者満足度」



 



もしこれを目的指標と考えると、研修の第一目的として「満足度指標の向上」を目指すこととなります。



これを達成するには、極端に言えば「面白い内容」をやってしまえば良い訳です。



面白くするには、それまで知らなかったこと、特に直感の背く事実をたくさん披露するだけでできてしまいます。
業務に役に立つか、内容が理解されたか、とは別な世界です。



では研修での「理解度」を目的指標にするとどうでしょう。これを上げるのも簡単です。内容のレベルを下げてしまえばよいだけです。



さらに言えば、これらの指標は受講者全体で平均を上げたいのであれば受講者の中でレベルが最も低い人に合わせることが近道となります。
一方、一部の人が十二分に理解して満足した結果、組織全体を引っ張り成果を出すことを良しとすれば、全体の平均点は意味がないことになります。
これらの点も十分に考え抜かれて設計されなければなりません。



これはあくまで一例です。でもそのデータを使う先には何を目的にしているのか?



その目的は果たして適切なのか、という視点を忘れたり曖昧にしていると、「データを活かして成果を」は遠くなります。



”アンケート調査結果”適切に活用できていますか?



 



先月、大手の通信会社にて、人事・人材育成部署の方々に向けた「アンケートスコアを活かす」ためのワークショップを行いました。



 



この部署では、例えば実施した研修のアンケートスコアから、その研修の評価をしたり、今後の研修プログラムや戦略立案のために活用しようとしていたものの、思ったように活用できていない(=集計するだけ)、という課題をお持ちでした。



 



研修の世界では、「満足度」や「理解度」「活用度」などを5段階スコアで評価、集計するのですが、大事なのは



 



それを見て何がわかるのか



それがわかるとどういうアクションにつながるのか



 



というポイントです。



そのためには、”今取っているスコアをどう見るか” ではなく



そもそも”どうするために何を知る必要があるのか””そのデータをどう見ると適切に評価できるのか”がカギになります。その思考を、私と一緒に、個人やグループで考え、具体的な答えを導いていきます。





 



 



 



 



 



結果的に、参加者の皆様から、 ”驚くほど”高い評価を頂くことができ、具体的な成果の出し方を一緒に考えるセッションの重要さを再確認しました。



 



皆さまの組織では、いかがでしょうか? アンケートなどのスコアデータをしっかり”次に”活かせているでしょうか?



質問項目ごとに平均を出して、前回との変化を見ているだけ



ということはありませんか?



 



研修だけではなく、このようなワークショップにも力を入れております。



ご興味がある方はご相談ください。



 





そのアンケート適切に使われていますか?







  







研修での受講者アンケート、マーケティングや商品開発、各種サービスでの現場でのお客様アンケートなど、様々な場面でアンケート調査が行われています。













ところが、







いつもの定番の質問でスコア集計したは良いが、それを単に管理しているだけ







という現場が後を絶ちません。







  







今回私のところに、企業研修を多数企画している大手研修企業から、アンケート結果を活かすための御相談を受け、担当部署全体を巻き込んだレクチャーとワークショップを依頼されました。













例えば、企業研修やセミナーでよく使われるアンケート項目がこちら:







 満足度、 理解度、 難易度 など







   







でも、本当にこれらを正しく測定できているのでしょうか?







仮に測定できているとして、それを知ることで本当に目的に適ったアクションにつながっているのでしょうか?













今回はこのように非常に限定された”アンケート分析”という領域にフォーカスを当て、その活用方法を実際のクライアントの事業や既存のアンケート調査項目などを使い、講義とワークショップで進めます。







     







扱う領域は一見狭いですが、本質的かつ実用的、そして汎用的な内容だと感じています。







      







これまでになかったこのプログラムにご興味がある方は是非一度ご相談ください。





データから価値ある情報を引き出すには、どのような視点が必要なのか、の第3弾です。



多くの企業などでは、「お客様アンケート」を取りそこから有効な対策を取ろうとします。



でも多くのケースでは、どの項目の点数が高く、どこが低い、といったことで終わってしまいます。



そこを脱するには、これを追加するだけで良かった!という内容を動画で紹介しています。是非ご覧ください。



 



https://youtu.be/hk_RSU86TIc



 



英語版はこちらです(English version is here)



https://youtu.be/RWA3PMl4nuo



 



 


PAGE TOP