聞こえの良いキーワードに流されない

聞こえの良い一般的なキーワードで思考停止してしまっていることはないでしょうか。

 

例えば、ある職場の問題解決を進めている中で、

この問題は、関係者のコミュニケーションが図られていないからだ

という“要因”を突き止めたとしましょう。

 

これで本当に問題“解決”できるでしょうか?

 

このままでは、「コミュニケーションをもっと図ろう」が問題に対する打ち手として出てくることでしょう。

紙の上では一見正しい提案なのですが、実際には何も解決しないはずです。

 

コミュニケーションが必要」は誰でもわかっているはずです。

“それでもできていない理由”まで掘り下げないと、実効的な打ち手は出てきません。

 

部門間の利害関係の差や、仕事の進め方の違い、制度や仕組みの問題が根底にあるかもしれません。そこに手を打たないといけないのです。

 

気を許すと、聞こえの良い一般的なキーワードに流されてしまいがちです。

そんなときこそ、実効的な打ち手が特定できるまで要因の掘り下げが必要です。

 

くれぐれも職場のアンケート結果から「コミュニケーション不足」の割合が多いことを取り上げて“データによって要因が特定”などとされないように。


正式にロジカルシンキングのプログラムを企業研修向けに開始することになりました。



 



ロジカルシンキングはデータ分析を行うベースとしても必須です。理想的にはロジカルシンキングをしっかり下地で身に着けて、それをより具体的に実現する手段としてデータ分析ができるようになれば、鬼に金棒でしょうね。そういうサポートをさせて頂きたいです。



ロジカルシンキングの基本は至ってシンプルです。



「何のためにするのか?」(目的)



「なぜ、そう言えるのか」(理由)



この2つが明確に認識できているか、他人に説明できるか、だけの問題です。



そのやり方のいくつかを具体的に習得します。でもこれって仕事の根幹であり、必須スキルですよね。



 



実務的には、コミュニケーション、プレゼンテーション、課題解決など広い業種、業務に適応可能です。仕事や課題の見え方が変わるでしょう。



 



ロジカルシンキングのいわゆるツールやフレームワークも扱いますが、あくまで仕事をする上で「自分の頭を使って」柔軟に、相手に分かりやすく伝えたり考えたりするにはどうしたら良いかを、実務家ならではのオリジナリティたっぷりの内容で行います。



 



一例として次のようなプログラムをご紹介します。もちろんお客様の要望に合わせたアレンジも可能ですのでお声掛けください。



 



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