データ分析活用スキルアップの基礎練習

地方自治体などを中心に、『自業務で「データ分析」を活かし示唆を得る』ことの難しさと方法を”練習“するプログラムが効果を発揮しています。

具体的には、

「あなたの業務上の2つのデータを比較・評価して結論を作ってください」

というお題を出し、1~2週間の時間を与えます。

 

2つのデータとは例えばA商品とB商品、A地域とB地域、今年と昨年の実績値など何でも構いません。

ポイントは、比較することで大きく差が出る(=何かしらの意味がある)切り口を見つけ、その意味するところを”結果“だけでなく”結論“として纏めるところにあります。

 

比較の方法も無数の選択肢があり、自分の結論を的確に示す方法をあれこれ試す必要があります。その中で試行錯誤しながらスキルを身に付けてもらうのです。

検討⇒発表⇒フィードバック⇒発表⇒フィードバック・・・を一定期間内で繰り返し、アウトプットをブラッシュアップしていきます。

 

例として、2つの地域の家賃相場の違いを複数の視点から比較評価したり、課ごとの残業時間を比較し、その特徴の違いからグループ分けをした上で各グループ要因の違いを想定するなど、実用的であると同時に面白みも出てきます。

 最初のテーマ選びで悩む人も少なくありませんが、「仕事でデータ分析を活用しよう」とすれば必ず避けて通れない部分でもあるので、その難しさと重要性にも気づいてもらいます。

 とてもシンプルな練習ですが、データ活用に必要な一通りのプロセスを全て体験することができます。

 

皆さんの職場でもいかがでしょうか。


日経BP社主催の『仮説立案 実践講座』を11/22に開催致します。



このプログラムも実施も既に5回目となります。



 



他では受けられない内容であると同時に、実務で課題解決を行ったり、データ分析を行うときなど、必ず必要となる内容で、誰もが”知りたい”、”できるようになりたい”と思うスキルを伝授いたします。



仮説立案



 



http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/seminar/nis/161122/



 



仮説、仮説とはいうものの、一体どうすれば質の高い仮説を作れるのか。



自分の視野やアイデアをどう広げることができるのか。



 



これらを実現させる実践的、実務的なテクニックをたっぷりとお伝え致します。



 



これまでの受講者による評価も極めて高く、受講後すぐに使いたくなるスキルばかりです。



 



皆様のご参加をお待ちしております。



横浜国大で、来月から「logical Problem Solving」の授業を開始します。



 



これはいわゆるロジカルシンキングの中身を理解して使いながら、グループでビジネス課題を解いていくという内容です。



そのため、「ロジカルシンキング」×「課題解決」の実践授業のようになることを想定しています。横国では留学生と英語の分かる日本人学生向けなので、紹介ビデオも英語で発信しています。



 



もちろん、企業向けにも同様の内容を研修としてご提供可能ですので、是非お声掛けください。





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ゴールを見据えたデータ集め



せっかくやり方を覚えたデータ分析の威力を、職場で十分に発揮するにはどうすれば良いのでしょうか。



「Garbage-in, Garbage-out」という言葉があります。
「ゴミのようなデータを使えば、どんなに分析手法が素晴らしくても、ごみのような結果しか得られない」といった意味です。



では、「ゴミではないデータ」とは何でしょうか。一般論で言えば、そのデータは仕事のゴールにどの位のインパクトを持つものなのか、を考えてみると分かります。



自分の職場だけで何となくモニターし自己最適だけに留まっている分析結果と、関係者がみなその分析結果がどのように自分達の最終ゴールに影響するものなのか把握できている場合とでは、成果が全く異なります。にも関わらず、前者のケースも少なくありません。



「このデータは何のため?」「これを知ると何ができる?」という問いに明確な回答ができるか否か、が確認する術の一つではないでしょうか。



某大手運輸関連企業様の新任係長を対象とした「ロジカルシンキングイントロダクション」研修を実施致しました。



 



グループワークや個人ワークを中心に和気あいあいとした雰囲気で、楽しみながらも「頭と手を使って」考えてもらいました。



これまでは、「上司に言われたことをいかに正確に時間通りに行うか」がゴールであった皆さんが、今度は自分の頭を使って課題を発見し、論理的にそれを解いていくという柔軟性が求められます。



 



そのための



・マインドセットの切り替え



・「頭を使って仕事をする」とはどういうことか



・論理的に業務を行うための基礎スキル



を中心に話をさせてもらいました。具体的な内容は、他のロジカルシンキング研修では絶対に出てこないオリジナルのもので、大変好評頂きました。



 



このように、実務データ分析だけでなく、実務経験者(特に日産での課題解決プロジェクトの経験)としてのプログラムもありますので、お声掛けください。


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