行動経済学がテーマの連載第7回は、「アンカリング」について書きました。



アンカリングとは、最初に提示された数字をアンカー(錨)として、次に見た数字をそこから相対的に見てしまうというバイアスの一つです。



 



こういった人の意思決定に関わるバイアスを知っていることは、どのような意思決定の場面でも有効です。単に合理的なものの見方だけで全てが説明できるわけではないからです。



 



ただ、本連載の主旨はちょっと変えていて、よくある”理論の解説”ではなく、そのポイントはこちらに集約されています。
『消費者が慣れてきていることや、大量の情報が簡単に手に入り、自分の基準を簡単に検証できる環境になってきていることを考えると、行動経済学が生まれた当時にもてはやされたこの理屈も、かつてほど額面通りにはいかなくなってきているだろうと考えている。』



ご興味ある方は是非、ご覧ください。



 



P_20161204_163439 P_20161204_163545



今から9年前に初めて出版しました「Excelで学ぶ意思決定論」(オーム社)が、台湾語、中国語に続き、韓国にて韓国語版が出版されました。



 



内容的には、私の本の中ではもっともレベルが高い(中級編)のですが、それでも実用的内容のため、多くの大学での教科書にもなっています。



内容的に普遍的なこともあり、このように9年経った今でも外国語に翻訳されて読まれています。



日本語のオリジナルはこちら:http://www.amazon.co.jp/dp/4274066398



無題kot



 


PAGE TOP