2024年度のご依頼・ご相談お急ぎ下さい

2024年度(2024年4月~2025年3月)のスケジュールが埋まりつつあります。

企業研修やセミナー、実践ワークショップなどをご検討の方は、ご依頼が確定する前(最終的にご依頼頂かない場合でも結構です)にお早めに日程のご相談を頂けますと、その分より柔軟に日程の調整が可能です。

皆様のご連絡をお待ちしております。


仕事で使える結果は「現状把握」ではなく「評価」

皆さんはデータを使って何ができているでしょうか。

売上や経費の実績などを予算比や前年度比で管理している」など“現状把握”にしか使われていないということはないでしょうか。

 実は多くのケースがこれなのです。

 “現状把握”自体に問題はないものの、仕事で必要となるのは、単なる実績や結果の確認だけでなく、それが「良いのか悪いのか」「高いのか低いのか」「致命的なのかそうでもないのか」といった”評価“です。

 

まずは普段データを使ってやっていることが「現状把握」なのか「評価」ができているのかを確認してみましょう。

 「評価」に必要なことは”比較“です。
比較なんて簡単と思われがちですが、目的に沿った適切な比較対象が選ばれていない問題もよくあります。

例えば前年同期比や予算比。これらを見て何が客観的に評価できる(測れる)のか、再度自問してみてください。
前年同期よりも高ければそれは本当に「良いパフォーマンス」と言えるのでしょうか? 

それよりも例えば競合と比較をすれば、「自社の競争力」が”評価“できますよね。

仕事で必要とされるのはどちらの情報か考えればその是非は明らかです。

 データ処理に手を動かす前に、まずは

 ・目的を明確にする

 ・目的に沿ったデータ(指標)を特定する

 ・評価のための比較対象を考える

 ことから始めてみましょう。

これがしっかりできれば、データ実務活用のゴールの7割は到達と言えるでしょう。


データリテラシーを身に付けるための質問のしかた

私は研修の中で、様々なデータを用いたグラフを使って演習を行います。

その際に、それらのグラフを見ながら考えてもらうポイントは、

「このグラフから何が言えますか?」

ではなく、

「このグラフを作った人は、(グラフ作成の前に)何が言いたかったのでしょう?」

です。

前者は ”データやグラフ有りき思考” を前提とした質問で、既存のデータやグラフを読み解くことだけを求めます。

それでは、自分の目的に合ったデータの選択(これを私は実務データリテラシーだと思っている)も、そのデータの必要な見方も考える余地はないですね。

これ、本当に仕事で成果を出すためのデータの使い方なのでしょうか?

「データから何が言えるか」だけで本当に勝負できるのでしょうか?

  

一方、後者の質問は”目的思考”といえます。

私が目指す(目的に沿ってデータを活用するための)データリテラシーとはまさにこのことです。


2024年度のご依頼はお早めに

2024年度のご依頼が入り始めました。

「データ分析活用」は、引き続きどの組織でも必要とされているスキルです。

昨年度も早い段階でスケジュールが埋まってしまいましたので、ご検討されている方は早めにご相談下さい。

早めにご相談頂ければその分柔軟にスケジュール調整が可能となります。

ご連絡お待ちしております。


【データ活用事例合同発表会】

複数の企業クライアントをつないで「合同データ活用実践発表会」をオンラインで実施致しました。

同じ「データ分析活用研修」を受講頂き、その後実践ワークショップにて自業務課題、リアルデータを用いた問題解決や提案等の”成果”について、多業種、多職種の皆さんに、バラエティーに富んだ実践事例とその成果を共有頂きました。

”データ実務活用”を複数業界、業種を横断で観ている私から見えている景色をクライアントの皆さんにもご覧頂き、非常に高い価値を還元させて頂く場にもなりました。

(データ活用における考え方について)同じ基本フレームワークを学びながら、これほどまでに多くのケースに対応し、説得力高い成果(結果)繋げられることを再度強く確認できました。

ご参加頂いた企業クライアントの皆様、ありがとうございました。

また、こういったプログラムにご興味がある皆様は是非ご相談下さい。

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