実務データ分析虎の巻Vol.106~データが真実を示すとは限らない

「データ」や「データ分析」に期待するのは、”事実“や”客観性“だと思います。

ではもし、このデータに最初からバイアスがかかっていたらどうでしょう。

 どんなに精緻な分析をしても、その結果は“事実とは異なるもの”になってしまいますね。

 

例えば、人事や経営層による職場アンケートで「あなたは現在の給与に満足していますか?」という質問があったとします(実際あったのですが・・・)。

 (1)  はい (2)どちらでもない (3)いいえ

 

の3択があったとき、どれが選ばれるでしょう。実際にその人が給与に満足していようがいまいが、(3)を選ぶはずです。
なぜなら、(1)や(2)を選ぶと自分の給与が上がる方向に向かわないのは明白です。

つまり、この質問は、「本当に従業員は給与に満足しているのか」についての事実を明らかにすることはできないばかりか、質問者の意図とは違う、バイアスのかかったデータを作り上げてしまうことになり兼ねません。

 この問題には元のデータの収集にまで遡って、

 「どのように集められたのか、そこにバイアスが入り込む余地はなかったのか」

 を考える必要があります。

 

くれぐれも「データが示すものは正しい」と思いこまない態度が必要です。


視野が狭い?いいえ、ゴールは絞るほど強くなる

久しぶりにNOTEの記事を『視野が狭い?いいえ、ゴールは絞るほど強くなる~問題解決のゴール設定とは』と題して書きました。

問題解決やデータ分析(活用)にとって、いかに適切にゴールを設定するかは死活問題です。
実際に現場でよく起こる話(実話)に基づいて書かせて頂きました。

https://note.com/yoshiki_k/n/n2a56f5608e19

↑ こちらからご覧ください。


『宣伝会議』雑誌でデータ活用の限界について寄稿

『宣伝会議』1/30号の特集は、「宣伝会議2026年3月号 データの先にある人の気持ちをどう捉える? AI時代の「顧客理解」 マーケターが今、知るべき視点・手法」です。

その中で、「「正解」はデータにはない!?~分析の結論を左右する「想定」の正体」と題してデータを使う際の限界点について寄稿しています。

データの中に「正解」があり、それを”どう見つけるか(読み出すか)”がポイントだと考えている人は多く、それだと高い確率で失敗する、その訳について本質を述べています。

是非多くの方にご覧頂ければ幸いです。(いずれも私のプログラムの根幹につながるデータ活用の本質の一つです)

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仮説を仕事で活用したことがない方も多いのではないでしょうか。
本授業では、仮説初心者の若手社員に向けて、「仮説思考」とはどのような考え方なのかを分かりやすく解説します。

仮説を立てる前に押さえておくべきポイントや、仮説をつくるための基本要素を学び、情報が十分にそろっていない状況でも仕事を前に進めるための思考法を身につけます。

仮説の使い方を理解し、日々の業務に活かせる思考の土台を築きましょう。

アジェンダ(変更になる場合があります)
・どのような場面で仮説が必要になるのか
・良い仮説とは
・仮説づくりをやる前にやるべきこと
・仮説をつくる3つの要素

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