【本日、独立11周年となります】

自分の人生の中の出来事として本当に感慨深い瞬間です。

単なる”講師“の枠を遥かに超えて、「やりたい」と思っていたこと以上のことが全てできました。

多くの方から頂いたご縁と家族からのサポートに感謝の気持ちで一杯です。

独立の際に掲げたポリシーは、今でも強いこだわりを持って守っています:

1) 家族との時間を大切にする

2) 自分の能力を最大限発揮し、広く世の中や多くの方に貢献する

3) 自分にも他人にも嘘をつかない

4)他者を評価しない

これからも感謝の気持ちと集中力でお役に立てればと思います。
よろしくお願い致します。


ストーリーを作るための鉄則とは何か

徳島県の県立高校で、高校生向けの授業を行っています。

論理的に自分のプロジェクトや提案を作ることに取り組んでいます。
しかし、やはりデータをどこで使うのか、論理をどう組み立てるのかといった基礎は先生も含めて習ったことがなく、生徒が自己流でやると全然うまく行きません。

 個々のケースに向けた細かいテクニックやアドバイスはあるのですが、一般論としてまずは身に付けてほしいポイント(鉄則)を2つだけまとめたものがこちらです。



データとは「客観的事実」を示すために、説得力の高いとても便利なツールとなります。

それが、具体的な問題特定(現状把握)や要因特定の場面で活かされます。
ただ、本人が自分の思い付きと事実とを区別出来ていることが大前提です。
高校生の場合、ここがぐちゃぐちゃであるケースが少なくありません。

その意味でまだまだ先は長いと言えますが、これらができるようになれば、これから社会で本当に必要な力が付きます。

 このような内容を学ぶ機会が日本でも増えることを期待したいですね。

社会人の方も同様にこれらの点は重要です。できていますでしょうか?


新潟県燕市役所との長いお付き合い

先日、新潟県燕市役所による「燕市PRサポーターの集い@都内」に参加してきました。

燕市とは独立直後の2014年から11年目を迎えております。

毎年、約半年をかけて「データ活用プロジェクト」を進め、その時のメイン課題(テーマ)を決め、隣町である弥彦村からも参加者を迎え、チームでデータによる現状把握、要因特定から提案作成までを行っています。(11月には市長発表も行い、教育長など多くの方にご参加頂いています)

やはり「研修だけ」と比べると圧倒的なアウトプット力が備わります。また、毎年参加者は異なるとしても、11年も同じ組織の中でのスキル育成を行っていくと、普段の業務の進め方から大きな変化があるそうです。

そのような燕市の市長(鈴木市長)ですが、今年の10月で引退されるとのことです。独立当時からずっとお世話になっており、大変感謝しております。

これからも全国の市町村の「データ活用」「問題解決力」の実践的なサポートをさせて頂きたいと思います。

以下の写真は、左が2014年10月のもの、右が先日のものになります。11年の時間が経過しました。



考え方には流れがある

昨日、徳島県立富岡西高校のSSH (Super Science High-School)の探求学習の授業に、現地(阿南市)まで行ってきました。

2年間かけて行う研究の中間発表に立ち合い、2年生全員に対する「問題解決の考え方」のフォローアップ(アドバイス、フィードバック)にこちらの資料を使いました。

最終的な提言の説得力はどこで生まれ、どこで失われてしまうのか。

それを理解して、必要な情報を提供し、自らの主張をするための「素晴らしい」学習です。

昨日の中間発表で共通的に見られた改善点をこちらの資料でお伝えしました。
高校生だけでなく、大学生、社会人でもみな参考になるのではないかと思います。



女性職員のためのマネジメント研修、11月にJIAMで開催!

全国市町村国際文化研修所(JIAM)では、2025年11月に『リーダーのためのマネジメント研修~女性職員に向けて~』が開催されます。自治体で働く女性職員のリーダーシップを育むことを目的とした本研修は、現場での課題に即した実践的なプログラムが魅力です。

その中でも注目したいのが、政策形成の新たなアプローチとして注目されている「EBPM(Evidence-Based Policy Making)」に焦点を当てたセッション。タイトルは――

『EBPMってどう実現するの?~根拠に基づく政策形成の実践~』

このプログラムでは、政策立案において「経験や勘」だけに頼るのではなく、データや根拠に基づいた意思決定をどう現場で実現していくかを、具体的な事例や手法を交えて学びます。

???? 行政の透明性や説明責任が求められる今、EBPMは単なる流行語ではなく、政策の質を高めるための重要な視点です。特に、現場でリーダーとして意思決定に関わる女性職員にとって、実践的な知識とスキルを身につける絶好の機会となるでしょう。

https://www.jiam.jp/workshop/tr25502.pdf


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