「データ活用リテラシー」の新刊を執筆中



 



データ分析や統計やデータサイエンスといった様々な”ツール”や”アプリケーション”、”方法論”はありますが、いずれも結局これらの点ができていないと宝の持ち腐れとなってしまう、という本質的な点を分かりやすくまとめています。



 



過去5年に渡り、研修や企業、自治体のサポートを続けてきた私が至った本質的な部分。やっと自分なりにまとめることができそうです。



 



今は沖縄の金武町(本島の真ん中あたり)というところで、海が見えるコンドミニアムを借りて、籠って執筆しています。自分なり納得のいく内容がまとめられたと感じている自信作になりそうです。





 



 



 



 



 



例えば多くの人が知りたがるポイントとして、このようなことに触れています(抜粋):



 



『単独の値に対して大きいという”印象“をあなたが抱いたとしても、それ自体は評価とはなり得ません。一方で、人は小さい値や大きい値の”印象“に大きく揺さぶられる傾向があります。それは、あくまで印象であり主観の世界です。その印象で結論を作ってはいけません。』



 



『「データを扱う」「統計データ」などというと、いろいろな指標の実績の推移や結果をグラフなどでわかりやすく示した姿を思い浮かべる人が少なくありません。まずはその段階を卒業して、次のステージに移ることができなければ「データを活用している」という実感を抱くことは難しいでしょう。』



 



恐らく9月くらいに発売になるだろうと思われます。



この内容は、AI時代をサバイバルするための必須スキルとして全世界共通のものだと確信しており、是非とも英語版にして国外にも進出したいと考えています。



 



是非多くの人に読んで頂きたいと思いますので、お楽しみにしていてください。



マネージャに求められるデータリテラシー



 



現場の担当者、実際にデータを扱う人を対象とした研修やセミナーはたくさんあります。



私自身も、このような立場の人を多くサポートしています。



 



ところが、一旦彼らが一定のスキルを身に付け直面する壁が、「上司」なのです。



分析結果や提案などのアウトプットを提出する先にいる人にリテラシーがないとそこがボトルネックになり、チームや組織全体のパフォーマンスが上がりません。



 



さらに起こり得ることは次の2つです:



 



・メンバーのモチベーション低下



自分のアウトプットが正当に評価されず、自分の苦労が報われないために起こる現象です。



 



・メンバーによる情報操作



上司のチェック能力がないことがわかると、自分だけで全ての分析や準備を完結させるようになります。すると、「どのデータを使う」「評価基準をどうする」 「分析手法はどれを使う」など、その人の思うがままに作業が進められます。



意図的であってもなくても、結果をコントロールできてしまうわけです。



 



アウトプットを受け取る上司には、分析作業の細かいやり方や難しい統計理論は要らないかもしれません(あるに越したことはありませんが)。



 



一方で、数字や分析の”裏“を見抜き、落とし穴を事前に察知するセンスやスキルがあるかないかは、そのマネージャの能力や質を大きく左右します。



 



部下の能力向上と併せて必要なスキルはマネージャのリテラシーなのです。



こちらも他では受けられないユニークな講座として毎回好評頂き、今回で4回目の開催となりました。



http://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/cn/nis170530/



データ分析作業をする担当者目線ではなく、分析のアウトプットを受け取り、その内容を吟味した上で意思決定する立場の人は、どのようなチェックポイントを知っている必要があるのでしょうか。



 



これらを13のチェックポイントにまとめ、実際の実例で考えながら学んで頂く講座です。



 



BP



 



 



 



 



 



マネージャがどうかの立場は、本質的な条件ではありません。作業者より一段上の目線でデータ(分析)を大局的に眺められるスキルを習得されたい方は是非ご参加ください。



【10冊目の著書が11/11発刊されます(日経BP社)】
記念すべき10冊目はマネージャ向けのデータリテラシー本です。



データ競争力を上げる上司、下げる上司



https://www.amazon.co.jp/dp/4822239055
スタッフの力量向上のボトルネックに自分がならないためには、チームの競争力を上げるにはどんなリテラシーが必要なのか。



 



 13のチェックリストを見て頂くことで、現在のリテラシーの程度が分かるだけでなく、今後部下やお客様から上がってきたデータ分析結果を自分なりに精査、評価できるようになります。



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気が付くべきポイントを簡潔に紹介していますので、相手に鋭い突っ込みを入れることで、必ずや一目置かれる存在になれることでしょう。



 



この本と共にあなたのチーム競争力を是非上げてみてはいかがでしょうか。



 



また、本書の内容に沿った演習付の1日研修プログラムも既に好評を得ております。



ご興味ある方は、是非ご相談ください。



 



 





【あなたはmane-ja部下が持ってきたデータ分析結果のどこをチェックすべきか分かりますか?】
自分で分析をするのではなく、分析結果を精査し、意思決定につなげるマネジャーに向けたデータリテラシー講座を10月21日に日経BP主催で開催致します。



http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/seminar/nis/161021/
事業会社での管理職経験をフルに活かした、これまでに無かった切り口でのデータ活用プログラムです。
意思決定の質を落とす落とし穴を知り、チームパフォーマンスを最大化するための視点と思考法、そして技術をお伝えします。



プログラム全体を通して13のチェックポイントを確認し、それがそのままチェックリストになる、という構成です。



そのままお持ちかえり頂いてすぐに明日からの仕事に威力を発揮してくれることでしょう。
これまでに無かった、全く新しい切り口での実践的なプログラムです。



是非、ご参加ください(マネージャでなくてもご参加頂けます)。


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