データ分析する余裕なし、スキルを生かせない問題職場



 



日経BP社による日経Xtechオンライン連載第2回が連続で掲載されました。



なぜデータ分析手法やスキルを身に付けてもなかなか組織内でのルーティンとして定着しないのか、使われないのかについて。





 



 



 



 



 



http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00334/070300002/



第2回目の今回のテーマは『職場での時間制約』という物理的な壁を問題として挙げました。



本日中であれば無料会員登録で購読頂けるはずですが、多くの方に身近な課題としてお読み頂ければと思います。



 



よろしくお願い致します。



 



 



無料インターネットライブ授業を提供しているSchooに12月8日夜9時に登場します。



ライブでご覧になれない場合、録画をご覧頂けるようです。



(横国での授業が5限にあるため、その後の時間帯に設定してもらいました)



https://schoo.jp/class/282



schoo



 






「実践的データ活用」という大きなテーマの第3回にて、「組織や人の巻き込み方」を
私の経験に照らして、生々しい(でも地に足の着いた)話と共にお話させて頂きます。



実は社内改革は、「データ分析専門家」とは真逆なマインドセットが必要



という刺激的な内容になると思います。



企業向けの「ビジネス実務データ分析」の研修プログラムを多く提供しています。



私の場合、単に「データ分析」や「統計」の理論・知識をお伝えするのではなく、



 



・それをどう仕事に活かすか、



・そのために目の前の課題と分析やデータとをどう繋げるか



 



といった考え方や視点が大事だと考えています。



 



「仕事で活かす」とは、



  ・自分の仕事をより客観的に行ったり、



  ・課題を分析、解決したり、



新しいことを事実に基づいて提案したり計画したり



  できるようになることです。



 



そのため、次のようなプログラムが個人のスキル習得や組織への定着に絶大な威力を発揮しています:



 



①演習を中心とした実務データ分析(課題解決)集合研修





 



②クライアント企業の現実の課題を選び、プロジェクトチームを組み、チームメンバーに



課題解決のプロセス、データの応用の仕方などを私からアドバイスし、自ら成功体験を



積んでもらいます。(これを1討議/2~3週刊 のペースで3~4か月で行います)





 



③プロジェクト終了後には、企業の上位者(本部長や役員、市長など)に内容を報告し、



ケースによっては実際に実行に移してもらいます



 



このプログラムを私が効果的に提供できる理由はこちらです:



 



・日産自動車で、社内改革、課題解決専門部署マネージャとしての



 実務経験と実績があり、これに基づいた、組織の中で地に足の着いた



 検討をサポートできること



 



・日産課題解決プログラムの最高位であるV-Expert(シックスシグマの



 マスターブラックベルト相当)資格を持っており、体系的な課題解決



 のプロセスを指導できること



 



・「実務データ分析」や「ロジカルシンキング」を軸として具体的な



 研修コンテンツを持ち、これらを具体的な武器として使える指導が



 できること(大学教員としての実績もあり)



 



・すでに多くの大手企業での研修、サポート実績があること



 



単に代わりに答えを出すコンサルティングではありません。あくまで組織力を高めるための人材育成、組織育成がゴールです。



ご興味がある方、喜んでご相談に乗りますので、是非ご連絡下さい。



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とあるクライアント様の企業グループに、日々の実務やグループ会社の具体的なビジネス課題に“データを使うこと”を浸透させるサポートをさせて頂いております。



グループ会社を集めたセミナーで、6つの質問に回答してもらいました。



いくつYESがあるかで、データ分析浸透度(活用度)が分かります。



皆様はいくつYESが付くでしょうか。



 



1.自分が日々目で見ていているもの以外も含めた業務の全体像



(プロセスや結果の良し悪し)を把握できていますか?



2.その状況は数字で端的に他人に示すことができますか?



3.問題が起こったときに、見えている現象だけでなく本質的な



要因を特定できていますか?



4.業務のアウトプットを適切な指標で評価できていますか?



5.その評価結果を適切なアクションに結び付けられていますか?



6.今までのやり方を踏襲するだけでなく、世の中や市場の変化に



対応できる(変化による業務への影響を察知できる)仕組みが



できていますか?



 



ほとんどYESが付かない企業も珍しくありません。これら6つ全ての基準をクリアすべくサポートさせて頂くのが私の仕事です。



 



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上図は、データをビジネスに活用するための5つの要素を層別に示したものです。



 



下にあるほどベースとして必要なものになり、最下層は組織内の課題意識です。出発点として、以下2つのいずれかが備わっているかが、組織内にデータ活用を定着させる実現性を左右します。データを活用しようとする組織全体のエネルギーや目的となるからです。




  • 実務現場で「このままではマズイ」という課題意識、もしくは現状に対する不満、もしくは今すぐにでも解決しなければいけない切羽詰まった問題、などがある

  • 組織トップに強い危機感があり、自分が旗振りとなり活動を邁進するというイニシアティブがある



 



その上には、データ分析を行うために必要となる、課題解決や問題定義のための「考え方」や「プロセス」があります。



データをどう見るか、どう分解するか、どう課題とデータを繋げるかなどのスキルはデータを活用するためには必須です。コンピューターでいうところのOSに該当します。



にもかかわらずここをないがしろにしていきなりその上の層(アプリケーションに該当)だけにフォーカスするケースも多々あります。これではOSがないPCにアプリケーションソフトだけをインストールするようなものです。もちろん動きません・・・・



 



私の研修では「実務で使う」という明確なゴールがあるため、この部分を非常に重視します。そこは、多くの分析本、統計本、データ分析研修などと大きく異なる点です。



その上には、原則Excelなどを使って日常的に実施できる分析の基本的なツールを使いこなすためのスキルや知識の層があり、これも僕の研修やサポートのメインパートです。



「すぐに答えが出せる」がミソです。なぜなら、1時間後、今週中といったスピードの中で実務を回している一般実務家にとっては、結果が出るのに2週間かかる分析をすることは非現実的であり、結果として「使えない」からです。



すぐに目の前のデータで試して、ダメなら隣のデータでもやってみて・・・というトライアンドエラーが短時間で手軽にできる、という環境は「実務でデータを使い続ける」ための必須条件です。



その上の層は、ある程度以上の専門的な目的や課題に対しては有効であるものの、広く一般実務にとっては、次元の違うものとして分けて考えることも必要です。もちろんITシステムについては、その適用範囲や目的によって、日常実務に大きく寄与するケースがあると思います。それでもOS部分がきちんとあって成り立つことに変わりはありません。



これらの層全てが成り立っていない。または下層が成立していないのに、途中の層だけから揃えようとしている、などがデータを活用できない要因として考えられます。



最下層の部分は、組織的な問題として簡単に変えることは難しいと思いますが、2~3層目は、研修や実務サポートとして着手し易く、また広く、早く実務に定着させることができます。このように着実に下の層からしっかり固めていくことが着実な組織定着につながります。



この全体像を捉えながら、一時的でないサポート、研修をご提供します。



是非ご相談下さい。


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