無料のZoomオンラインセミナーを開催します。大学や高校の先生など是非ご参加ください!



 



大学(高校)でのオンライン授業が始まっています。



Zoomなどオンラインツールの操作法や機能の説明は至るところで目にするものの、多くの教員は未だ実際のオンラインを前提とした授業運営については、試行錯誤、四苦八苦している現状ではないでしょうか。



人材育成(研修)のプロとして、社会人(企業や自治体)向けにオンライン研修を日々実施すると同時に、横浜国立大学で留学生および日本人を対象に複数の授業を行っています。その中で、現時点での経験や気付き、事例(Good practice)を共有させて頂き、一緒に学びの場となればと考え企画致しました。



必ずしも「これがベスト」や「これが正解」をお伝えする場ではありません。



主に大学や高校でオンラインの授業を実施されている(しようと考えている)方を対象としますが、メディア等取材、情報取集でのご参加もどうぞ。



大体ではありますが、以下の内容を想定しております:



20:00~20:25 オンライン授業を企画、実施する際のポイントと私の事例の紹介
20:25~20:45 Q&Aや簡単な情報交換など



尚、参加者が一定数に満たない場合には、延期または中止となる可能性があることをご承知おきください





https://kokucheese.com/event/index/596575/



 



「データの比較評価」がデータ分析の基本



 



横浜国立大学の「ビジネスデータ分析」の授業が今年も始まりました。



この授業は、いきなり分析方法をガンガン教えるのではなく、まずはデータから情報を引き出し、自分なりの結論を出すための思考訓練から始めます。



具体的には、次のようなお題を最初にノーヒントでやってもらいます:



 



なんでも良いので2つのデータを集めて、その2つを比較評価して発表してください



 



すると、今どきの学生は簡単に面白そうなデータをどこからか集めてきます。



Excelを使ったグラフ化なども多くの学生が既にできます。ところが、その発表を聞くと共通した”問題”があることに気づきます。例えば、



 



・人口が違う日本とアメリカの数(例えばスマホユーザー数)をそのまま比較してしまう



・発表内容が、データ分析の結果をそのまま読み上げるだけで、一体そこから何が言えるのか、という”結論”が述べられていない



 



いずれもそのあとしっかりとしたデータ分析、そして説得力のある結論を導くためには致命的です。



この問題を早い段階でクリアすべく、以下のポイントを伝えて、これらを満たすようにデータを見てもらうことを行います。



 



(A)同じ土俵で比較できていますか?



人口、広さ、規模などの違いを考慮して、適切な評価ができているかを確認しましょう



 



(B) 比較“結果”ではなく、“結論”を導けていますか?



 単に、見えていることをなぞっただけではNGです。



「結局言いたいことは何なのか」つまり”結論”が書かれていることが絶対です。



もし、その結論を言い切るためには、今のデータだけでは不足なのであれば、更にどのような



データがあると、どのような結論が言えそうなのかという仮説を述べることができると次の深掘り(分析)につながります。これが目指すところです。



 



(C) 導いた結論は、事実(データ)に基づいていますか?



自分の想定を織り込み過ぎないで、客観性をどこまで担保できるか。



気が付くと、自分なりの解釈がどっさり入った内容を述べてしまっていることに気づきます。



自分の解釈と事実とを適切に判別できる客観的な視点を養うことが必要です。



 



大学の授業では、個人個人の作品を発表し、「できているところ」「改善できるところ」を議論します。それを経験するだけで、本当にデータの扱い方、情報の取り方、伝え方が身に着きます。



 



難しい分析や統計理論に手を付ける前に、まずはこのような訓練をじっくりすることだけで、受講者のデータセンス(力量)は各段にアップします。これは大学生に限った話ではありません。



民間企業でも自治体の現場でも同じく必要なスキルだと断言できます。



そして、これらを実務経験を持ってお伝えできるプログラムは他にはありません。



ご興味ある方は一度ご相談ください。職場に適したカスタマイズ・アレンジも可能です。





多摩大大学院ビジネススクールのセメスターが終了しました。



 



他では受けられない、組織内で使える超実践的で本質的な内容をと、1年がかりで私なりに練りに練ったプログラムでもあり、無事完遂できたことに感謝の一言です。



単なる論理学ではなく、どう自分の主張を効果的に伝えるか、どう課題をロジカルに解くか、どうチームの意見を的確にまとめるか。いずれもどんなビジネスシチュエーションでも必要なるスキルですよね。授業の中で、徹底的に考えてもらい、議論もしました。



来年度もよろしくお願い致します。



 



日産での実務経験と実績に基づいた内容です。他の大学、ビジネススクールでも登壇につきましてご相談に乗ります。



 
My "Critical thinking" class at Tama graduate school of management has been completed!
It was a quite unique class for graduate students to develop completely practical "logical/critical thinking" skills, which you can apply to many cases in the business settings such as presentation, planning, negotiation, communication and problem solving. I hope the students enjoyed my class!



横浜国立大学にて、非常勤講師として「Logical Problem Solving(論理的課題解決)」の授業を担当しています。



 



毎週火曜日の授業で、相手は留学生が中心のため英語にて実施しています。



始めは個人レベルでの「論理的思考(=根拠に適切に基づいた結論の出し方)」をじっくり学びます。私の場合、「こう考えればよいですよ」という”よくある”ロジカルシンキングの内容もやりますが、「こういうところで間違えやすい」という実践的内容がふんだんに織り込まれているところが他にはない強みになっています。



 



先週、今週と、「オンライン授業を大学でもっと普及させるべきだ」という結論に対して、オンラインシステム業者を想定した5つのチームを作り、大学を相手にコンペでプレゼンをするというシチュエーションを作りました。



まずは自分でロジカルにアイデアを組み立てること、その後チームでの共通見解をまとめること、という2つのハードルを越え、プレゼンをしました。大変盛り上がりましたし、このような状況は通常のビジネスでもよくあるシチュエーションです。



それを授業内でも再現し、本当の実力を鍛えます。



 



組織での実務経験が豊富にあるが故に提供できるコンテンツだと確信しています。



企業でも、大学でもご興味ある方はいつでもご相談ください。



次の2つの成果が達できます:



(1)個人の倫理力、説得能力を高めます



(2)組織の意思決定力を高めます



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