
実務データ分析虎の巻Vol.100~データ分析とデータ活用の違い
私のキーワードは「データ活用」です。どんなに素晴らしいデータ分析をしても、自分の目的に対して適切に“活用”できない限り、データを使いこなしたとは言えません。
そして、この点で多くの人が行き詰っていることも事実です。
私のキーワードは「データ活用」です。どんなに素晴らしいデータ分析をしても、自分の目的に対して適切に“活用”できない限り、データを使いこなしたとは言えません。
そして、この点で多くの人が行き詰っていることも事実です。
「データ分析」でもなく「統計」でもなく、「データ活用」に注目が集まっています。
それは、「分析手法」や「データサイエンステクニック」「統計知識」といった”方法”や”手段”の積み上げでは、問題解決や合理的な意思決定といった組織での活用にはつながらないことを多くの人が身をもって体験されたからだと感じています。
自分が考えたビジネスをデータで検証するための「アンケートの作成とその集計、分析」ですが、アンケートの質問次第で、結果の質が大きくブレます。
2025年度のプログラム受付状況について
現在、2025年度(2025年4月~2026年3月)の空き状況をご案内しております。
今回は、データ活用に共通して見られる「テーマ」と「問題・目的」の違いについて紹介します。
この違いとは、「データを活用する出発点」の違いと言っても良さそうです。
先日、和歌山県にて副課長の皆様に向けた「EBPM研修」を実施させて頂きました。
ここでもデータ分析の「やり方」ではなく、目的や問題に対するデータ活用の「考え方」についてお話致しました。
少し前になりますが、文藝春秋社主催のセミナーで基調講演をさせて頂いたレポートが公開されましたのでご紹介します。
スーパーサイエンスハイスクールに指定されている徳島県立富岡西高校にて、「データ活用」の授業を行ってきました。それまで全くデータ分析に関することをやったことがない(=先生方も教えたことが無い)というゼロベースで、「自らテーマを立てて、データを活用した研究を行う」プロジェクトを進めています。
本日が2024年度最終日です。明日から2025年度が始まりますが、これまで同様、「組織の中での実践的データ活用」のスキル育成、向上のためのプログラムを精力的にお届けして参ります。
2025年度もよろしくお願い致します。
精力的に取り組んできたHarvard Business Schoolの「Outsmarting Implicit Bias」コースを正式に修了しました。
バイアスは、データ分析など合理的な判断と対を成すもので、インド人の先生から最新の科学的な視点を学ぶことができました。