クロス集計表と相関分析の関係
「男vs女」、「値引の実施vs未実施」など、複数の“定性的”な違いを数値で確かめるクロス集計という方法があります(詳細は是非検索を)。
例えば、曜日(という定性情報)ごとに売上額をデータで比較し、結果の違いを確認するなどよく実務で行われますね。
これは、”曜日“という軸と”売上額“という2つの軸の関係性に着目しています。
2軸に着目する他の分析方法として、私が研修でお伝えしている「相関分析」があります。
一般的には、この2つが全く別物として認識されがちです。
でももし、曜日を時間、分、秒・・・と更に細かく“連続的”なものに細分化していくと、”曜日“という定性情報が、”時間“という定量情報に変わります。]
こうなれば、“時間”という定量情報と、”売上額“という定量情報の関係性ということになります。
定性的な軸を細かくすることで、それは”定量的“な情報になっていきます。
その時に、「クロス集計」は「相関分析」となるのです。
今回はちょっとテクニカルな、でも本質的なお話でした。