実務データ分析虎の巻Vol.90~陥りがちな思考(分断本能)
平均というすぐにわかる指標を用いて、2つの都市を”寒い地域“と”そうでない地域“に分けて(分断して)います。
人は、このように明確な違い(このケースでは平均値)にフォーカスを当て、その違いをハイライトすることで、「ほら、この2つ違うでしょ!」と言いたがるというのです。
皆さんには身に覚えはないでしょうか。
平均というすぐにわかる指標を用いて、2つの都市を”寒い地域“と”そうでない地域“に分けて(分断して)います。
人は、このように明確な違い(このケースでは平均値)にフォーカスを当て、その違いをハイライトすることで、「ほら、この2つ違うでしょ!」と言いたがるというのです。
皆さんには身に覚えはないでしょうか。
「そこにあるデータを分析して何が書いてあるかを読み取る」行為(作業)と、「データを活用して目的実現や問題解決をはかる」とでは全く異なるアプローチとスキルが必要です。
実務の現場では、前者ではなく後者のスキルが求められると思いますが、この違いが正しく広く認識されているかは疑問です。
2024年度(2024年4月~2025年3月)のスケジュールが埋まりつつあります。
企業研修やセミナー、実践ワークショップなどをご検討の方は、ご依頼が確定する前(最終的にご依頼頂かない場合でも結構です)にお早めに日程のご相談を頂けますと、その分より柔軟に日程の調整が可能です。
皆さんはデータを使って何ができているでしょうか。「売上や経費の実績などを予算比や前年度比で管理している」など“現状把握”にしか使われていないということはないでしょうか。
私は研修の中で、様々なデータを用いたグラフを使って演習を行います。
その際に、それらのグラフを見ながら考えてもらうポイントは、「このグラフから何が言えますか?」ではなく、「このグラフを作った人は、(グラフ作成の前に)何が言いたかったのでしょう?」です。
2024年度のご依頼が入り始めました。「データ分析活用」は、引き続きどの組織でも必要とされているスキルです。
昨年度も早い段階でスケジュールが埋まってしまいましたので、ご検討されている方は早めにご相談頂ければその分柔軟にスケジュール調整が可能となります。
複数の企業クライアントをつないで「合同データ活用実践発表会」をオンラインで実施致しました。同じ「データ分析活用研修」を受講頂き、その後実践ワークショップにて自業務課題、リアルデータを用いた問題解決や提案等の”成果”について、多業種、多職種の皆さんに、バラエティーに富んだ実践事例とその成果を共有頂きました。
2023年度(2023年4月以降)のプログラム実施をご検討の方は、お早目に日程などの御相談を頂ければと思います。
既に多くのスケジュールが埋まっており、残りの枠は早い順に無くなって行きます。
昨年好評頂いた「データ分析活用」のオンデマンドセミナープログラムです。
ご自身のペースでじっくりと学ぶことができます。
「研修」を行うときのゴールは何であるべきでしょうか?
単純に知識や方法論を学ぶのであれば、本やE-Learningで事足りることが多いのではないでしょうか?
にもかかわらず、知識を得て理解することがゴールになってしまっているケースは少なくありません。
では、研修のスポンサー(多くの場合は経営者)が人材投資に期待することは何だと思われますか?