実務データ分析虎の巻Vol.73(“当たり前のことを学ぶ”価値)


“当たり前のことを学ぶ”価値

私が研修やセミナーでお伝えする内容は、本質的かつ当たり前のことばかりです。

受講者の中にもデータ分析活用で苦労されたであろう方もいて、「当たり前の内容だった」という感想を持たれることも極まれにあります。

私としては「全く的外れの内容だった」と言われることに比べれば(言われたことは一度もありませんが)、ある意味ホッとします。

 正しいことをお伝えしていることが客観的に再確認できるからです。

但し、本当に本質的なことは突き詰めると“当たり前”なことが多いような気がします。
一方、その当たり前のことを「知っている」、「頭で理解している」ことと、「実践して成果を出せる」ことには大きな開きがあります。
後者ができることには非常に高い価値があると感じています。そして、それは多くの人がまだできていません。

 
そのため私は、この”当たり前“のことを理解して頂くだけでなく、どういう順番で、何をキーワードに考え、出した答えをどうチェックするか、などその実現方法、実践方法に重きを置きます。

 

中身だけみると、確かに”当たり前“のことを扱っていると思います。

 

でもその”当たり前“のことを使いこなすには「知っている」「理解している」とは別なスキルが必要です。


関連記事

  1. 実務データ分析虎の巻Vol.1(「仮説」の発想はどこから来るのか?)

  2. 日経BPセミナー『目的思考のデータ活用術』でのビジネスケースはこちらです

  3. 【ウイングアーク社オウンドメディア連載最終回】

  4. インタビュー記事「先に原因と結果のストーリーを考えれば、データ探しに迷わない。データ分析における逆転の発想とは」

  5. 横浜国立大学経営学部でも教鞭を取ります

  6. 実務データ分析虎の巻Vol.74(「相関のある/なし」だけではありません)

PAGE TOP