地方自治体での行政課題にデータ分析で取り組むプロジェクトが始まりました
毎年行っている、行政課題へのデータ分析チャレンジプロジェクトが新潟県燕市と弥彦村合同で、今年も始まりました。
4年目に当たる今年のテーマは 『子供の貧困問題』
これについて、選ばれたメンバーが大体3週間に一回集まり、プロジェクトを進めていきます。
データから現状把握がどうできるのか。そもそもどんなデータが必要なのか。
背景にある要因や方策につながる思考プロセスは何か・・・・等々
このプロジェクトを通じて、メンバーのスキル向上を狙うと同時に、数字を使って行政課題の解決を前に進める手助けを致します。
プロジェクトのキックオフに先立ち、メンバーに事前検討課題として出したお題がこちら:
A) 燕市、弥彦村での「貧困問題」について、あなたはどのように感じていますか?
B)現状を客観的に知るために、「貧困」をどのように具体的に定義すると良いと思いますか?
C) 上記の定義で現状を測るためには、どのような指標を使うと良いと思いますか?
いきなりデータを使い始めるのではなく、しっかりと課題の設計図を作るところから始めます。
・無駄な分析作業はしない
・データに振り回されない
・説得力ある結論を導き出す
これらを満たすためには、「データありき」ではNGです。
しっかりと考え方をリードさせて頂き、結果を出すと同時に、参加メンバーにはその道筋と考え方を実業務を通じて学んで頂きます。
11月終わりには、燕市の鈴木市長をはじめ、役所内への発表も予定されています。
なかなか難しいテーマだとは思いますが、”データでチャレンジ” どこまでできるか頑張っていきましょう。
他の自治体や組織等で、ご興味がある方、一度ご相談ください。
このような取り組みをサポートさせて頂いているのは私だけだと思います。