Note記事【「問いを立てること」の重要さ】


久しぶりにNote記事を書きました。

https://note.com/yoshiki_k/n/n97c87f289608

データもデータ分析もその高度さとは関係なく、いずれも“手段”や”アプリケーション“でしかありません。

その「手段」を有効に使うために必要なのは、「目的」(私はこれをゴールや問題などと表現することもあります)です。

ところが、多くの人が「目的」を明確に持たないまま「その”手段“をどう正しく使い、正解を得るか」にまい進してしまいます。

その結果、”手段“を使う範囲だけに限定して算出された結果が「答え」として認識されてしまいます。もしくは、その「答え」さえも、何のために出したのか、どう使われるのかも見えないまま「データ分析の結果」として額に飾られてしまいます(もちろんそれは、”眺めて終わり“です)。

私はそのような場合、次の「問い立て」の思考実験をしてもらいます:

 「どのような手法も使うことができて、何の情報も確実に手に入る」として、あなたは:
  
(1)   何を実現するために
(2)   何を知りたいのか
(3)   それがわかるとどのような判断や行動につながるのか

この質問は、相手の頭の中を丸裸にしてしまいます。

手段」により入手できるものの制約を完全に取り払った前提においてさえ、上記の質問に具体的に答得ることができないようであれば、完全に「目的」が欠落しているといえます。

データを見る前に、XXX分析やXXグラフ作成をする前に、まずは上記の質問に答えられるかどうか、を試してみましょう。


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