実務データ分析虎の巻Vol.62(「満足度」を測るのは何のため?)
「お客様の満足」は大切なことではありますが、一体それを知ることや 向上させることは何のためか、十分具体的に把握できているでしょうか?
「お客様の満足」は大切なことではありますが、一体それを知ることや 向上させることは何のためか、十分具体的に把握できているでしょうか?
回帰分析の「R-2乗値」について。現実的には、限られたデータだけで勝負せざるを得ず、仮にR-2乗値が低くても(=精度が低くても)それを使って結論を出すか、データを使うことを諦めるかといった二者択一に迫られるケースが少なくありません。
東洋経済オンデマンドプログラム再配信『実践!データ分析活用講座』
実務の問題解決に使うためのデータ分析をケースメソッドで!
やはり「統計学」も「データサイエンス」もパーツでありツールでしかないことが分かります。
分析のやり方、統計学ではなく、実務でしっかりと成果を出すための基本、本質に特化したトレーニングです。
1つの分析結果だけで、ストーリー性のある結論を導けることは稀です。にもかかわらず、「データ分析」を身に付けようとすると、単独の分析手法や計算方法、統計知識を積み上げようとしてしまいがちです。それでは「実務で成果を出す」には到底到達できません。
相関分析において致命的となる、2つの関係の”距離“について言及していないことが多く見られます。
データ分析や問題解決を行うための本質の中の本質(問題や目的をどう定めるか、目的に沿ったデータをどう特定するか、特定したデータをどう見るか)に加え、実際に分析作業を行うためのテクニックや考え方をお伝えします。
これらを進めるには、実際の分析作業やデータ収集を行う前に、「仮説」が必要です。「こういう流れにすれば結論に至ることができるだろうな」 (緑色の矢印部分)や「こういう結論を出すためには、こういうことを調べないといけないだろうな」(赤丸部分)を筋道として事前に想定しておくのです。それをデータという客観的な情報で検証、確認します。