実務データ分析虎の巻Vol.104~ストーリーを作るための鉄則

徳島県の県立高校で、高校生向けの授業を行っています。論理的に自分のプロジェクトや提案を作ることに取り組んでいますが、やはりデータをどこで使うのか、論理をどう組み立てるのかといった基礎は先生も含めて習ったことがなく、自己流でやると全然うまく行きません。個々のケースに向けた細かいテクニックやアドバイスはあるのですが、一般論としてまずは身に付けてほしいポイント(鉄則)を2つだけまとめたものがこちらです。

実務データ分析虎の巻Vol.102~「イノベーション」はどう表せばよいか

企業も自治体も最近の合言葉として「イノベーション」が花盛りです。ところが、「では御社の(地域の)イノベーションの状況を数値で見せてください。他より進んでいるのですか?遅れているのですか?一体、促進するってどのレベルがゴールなのですか?」と意地悪な、でも極めて基本的なことを聞いて答えが返ってきたケースが今のところありません。

実務データ分析虎の巻Vol.100~データ分析とデータ活用の違い

私のキーワードは「データ活用」です。どんなに素晴らしいデータ分析をしても、自分の目的に対して適切に“活用”できない限り、データを使いこなしたとは言えません。
そして、この点で多くの人が行き詰っていることも事実です。

実務データ分析虎の巻Vol.97~「データ分析する」って何をすることか言えますか?

スーパーサイエンスハイスクールに指定されている徳島県立富岡西高校にて、「データ活用」の授業を行ってきました。それまで全くデータ分析に関することをやったことがない(=先生方も教えたことが無い)というゼロベースで、「自らテーマを立てて、データを活用した研究を行う」プロジェクトを進めています。

実務データ分析虎の巻Vol.95~「ビッグデータによるデータサイエンス」とのゴールの違い

まだまだ”ビッグデータ“や”データサイエンス“といった言葉は広く意識されているようです。ところが一般実務の中で、これらが活用されて成果が出ているという話は、言葉の広がりのわりには耳にすることがありません。それはビッグデータやデータサイエンスそのものが悪いというよりも、ゴールが違うことが理解されていないからではないか、と思うことがあります。

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