実務データ分析虎の巻Vol.24(“相反するもの”を組み合わせて見えるものとは)


前回、前々回に引き続き、データから深い情報を引き出す視点として、“2軸目”を加える事例を紹介します。



 



「仮説に沿って2軸を選び、散布図に示せば関係が見える」は正攻法です。



 



ただ、そこまで明確な仮説を持てなかったり、アイデアが全く浮かばない場合はどうしたらよいでしょうか?



 



一つの方法として「相反する2つを敢えて軸に取ってみる」があります。



 



たとえば、「日本に来る外国人(in-bound)」と「海外に出る日本人(out-bound)」、



「インスタントラーメン」と「外食ラーメン」などがあります。



 



今知りたいこと、と相反するもう一つの軸はなにか?



これを考えるようにしてみて下さい。



その上で、この2つを散布図の2軸にとって視覚化してみましょう。



 



そこから何か関係性が見いだせれば、ストーリーが描けるかもしれませんよ。



関連記事

  1. 翔泳社主催セミナー『柏木先生に学ぶ、実務家のための「データ活用」徹底実践講座【オンライン】』(12/2)

  2. 3/25 日経BP主催『課題解決のためのデータ分析入門』

  3. 実務データ分析虎の巻Vol.28(データを仕事に活かすための3つの箱)

  4. 和歌山県でEBPMの研修を行ってきました

  5. 10/5発売『AERA』特集に出ます

  6. 新刊の紹介がAmazonページに登場!

PAGE TOP