実務データ分析虎の巻Vol.24(“相反するもの”を組み合わせて見えるものとは)


前回、前々回に引き続き、データから深い情報を引き出す視点として、“2軸目”を加える事例を紹介します。



 



「仮説に沿って2軸を選び、散布図に示せば関係が見える」は正攻法です。



 



ただ、そこまで明確な仮説を持てなかったり、アイデアが全く浮かばない場合はどうしたらよいでしょうか?



 



一つの方法として「相反する2つを敢えて軸に取ってみる」があります。



 



たとえば、「日本に来る外国人(in-bound)」と「海外に出る日本人(out-bound)」、



「インスタントラーメン」と「外食ラーメン」などがあります。



 



今知りたいこと、と相反するもう一つの軸はなにか?



これを考えるようにしてみて下さい。



その上で、この2つを散布図の2軸にとって視覚化してみましょう。



 



そこから何か関係性が見いだせれば、ストーリーが描けるかもしれませんよ。



関連記事

  1. 東洋経済主催『5ステップで進めるデータ分析活用講座』オンデマンドプログラム 再公開

  2. 『日経情報ストラテジー』連載第16回 重回帰分析 書きました!

  3. 2019年もよろしくお願い致します

  4. SSHで「探求学習」の授業を進めています

  5. Bizzine連載「課題を特定するためのロジカルデータ分析の秘訣は「データの範囲」と「絞り込み比較」」

  6. ITPro連載『データ活用に必須の課題分解術』第5回が掲載されました!

PAGE TOP