「アンケートデータ」活かせていますか?
多くのサービス業が、顧客を対象に、自社のサービスに対するアンケートを実施しています。
でもそのデータを本当に使えているか、と言われるとすぐに「はい」とは言えないケースが多いのではないでしょうか。
先日、とある大手の研修サービス会社から「研修に対するアンケートデータをより戦略的に活かす」ためのワークショップのご依頼を頂きました。
私の全てのプログラムで大切にしているポイントをここでも追及しました。
つまり、
・今使っているデータから何をどう読み解くか ではなく、
・知りたいことは何で、そのためには何のデータをどう読むか
というポイントです。
その重要性を理解頂いているこの企業に、自社のアンケートデータを具体的に徹底的に考えて頂く良い場となりました。
こちらがそこで使ったスライドの一部です。
「データ分析は目的化しやすい」と言われます。
本当にその通りで、研修の評価にしても、何となく“満足度”や“理解度”のデータを集めてはその結果を見ているだけというケースが大多数です。
どんな業種でも、まずは「何を知りたいのか」を再度確認して、本当に必要なデータは何かを再確認した結果、“そもそも使っているデータが目的からズレていた”というケースが次から次へと出てきます。
目の前の業務課題を実践的に考えるには、一般的な研修よりもこのようなワークショップがより効果的なことが多いと感じます。この企業でも本当に良いディスカッションができました。
正に「AI時代に必要なサバイバルスキル」の一つだと感じています。