社内変革のための”ロジカル”ファシリテーションとは?


ファシリテーター育成プログラム(ワークショップ)をご提供しています



 



数回にわたり、某大手物流企業の幹部候補生に向けたプログラムを走らせています。



社内変革を進めるにあたり、これまでのやり方の見直しや将来の戦略策定など、リーダー(ファシリテーター)として必要となる人材を対象に、育成しています。



 



これに必要なスキルは大きくは次の3つです:



①意見・アイデアを引き出すスキル
②意見・アイデアをまとめて整理するスキル
③合理的なソリューションを合意するスキル



 





通常のファシリテーション技術は上記の①や②をカバーします。

ただそれだけでは、③の実現ができません。巷でよく耳にする「多様性」や「対話」といったものだけでも③には到達できません。

 

私の目指す”ロジカル”ファシリテーターは、特に③の実現を重視します。



 



ファシリテーションに必要なスキルやツールを講義形式で学んだ後は、毎回実際の社内課題をテーマとし、3つのグループ(各5名前後)で、討議を進めてもらいます。進め方やその内容にフィードバックをしながら、議論とそのアウトプットの質を上げてもらいます。



初回のテーマは、『働き方改革を進めるにあたり、最も有効な手段TOP3を提案しましょう』でした。



 



皆さんであれば、最初に何をどう決めて進めるべきかイメージが沸きますでしょうか?



まずは、問題と討議範囲の定義と合意です。例えば「働き方」とは、時短のこと?リモートワークのこと?制度を柔軟にすること?女性や年配者の活用?などいくらでも解釈でできてしまいます。



このまま議論を始めたら、発散することが見えていますよね。



 



こういった進め方、考え方を中心に学んで頂いております。



 





皆さんヘトヘトになりながら、AI時代に求められるスキル習得の1歩を進めて頂きました。

これからもまだまだ続きます。





 



 



皆さまの組織で、このような実践的で具体的なスキル育成をお考えの際には、是非ご相談ください。



机上の理屈だけではなく、実際に結果を出すことで、受講者のモチベーションも上がります。



関連記事

  1. 実務データ分析虎の巻Vol.29(標準偏差を求める2つのExcel関数)

  2. 『人は勘定より感情で決める』電子書籍版発売です

  3. BizZine連載「プレゼン開始後10秒後に、あなたの「提案却下」が決まるワケ」

  4. 実務データ分析虎の巻Vol.26(仮説の作り方)

  5. BizZine連載:“データで課題解決”をロジカルに進める、3つのポイント

  6. 日経BP主催『課題解決のためのデータ分析入門』(9/9)

PAGE TOP