地方自治体職員に必要なデータ活用スキルとは
総務省が管轄する機関誌『行政&情報システム』6月号に、「データ利活用のための人材育成」と題した特集記事を書きました。
内容は、昨年度新潟県燕市で取り組んだ、行政課題をデータで解くプロジェクトの紹介と、そこから導き出される、地方自治体職員に求められるデータ活用力とは何か、について書いています。
この時のプロジェクトのテーマは「市民の健康促進」でした。データでこの課題を掘り下げていったプロセスとポイントを紹介しています。
特に、単なるプロジェクトの紹介ではなく、民間でも行政でも組織でデータ分析を利活用するための「大事な共通ポイント」について、まとめて書いています。
具体的には、
(1)データ分析の目的
(2)正しい課題解決プロセス(方策君にならない)
(3)トップのリーダーシップとコミットメント
(4)取り組みの明確な優先度
に分けて、その本質を紹介しています。
最後に、いつもどこでも言っていることではありますが、
”「データを活用する」とは、統計理論や分析テクニックを学ぶこととは別なアプローチが必要です。”
と締めくくりました。
機会がありましたら、是非ご覧ください。行政や地方自治体だけでなく、民間企業の方々にも有用な情報だと思います。