実務データ分析虎の巻Vol.5(データをKPI策定にうまく使うには?)


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実務データ分析虎の巻Vol.5(データをKPI策定にうまく使うには?)



 



これまで各部門が自己最適のKPI(指標)を決めていたが、組織全体最適の指標を作り直したい。営業が効果的、効率的にアクションが取れる指標を、今あるデータから分かりやすく導けるようにしたい、などKPIをどう作り、モニター結果をどう分析すべきかというご質問やコンサルの依頼が増えています。



 



目の前にあるデータからわかるものをとりあえずKPIにしているケースも多く、その場合、上位の目標と繋がっていないことが致命的な問題となります(もっとも、KPIや指標をあまり意識せずに事業を回して、結果だけ記録しているケースもたくさんあります。でもこれでは必要なときに必要なアクションは取れませんよね)。



適切な指標を組み立てるには、次の手順(思考プロセス)が必要です:



(1)最初に、最上位のゴールとなる指標が何かを確認し、



(2)そこに相関がある変数を見つけ出します。



 



これらの変数から、実際に”アクションが取れる“ものを選択していくことで具体的なKPIに落とし込むと、ゴールに繋がっていると同時に、どんなアクションを取ればよいかも明確にわかる仕事に繋がります。



ここを目指したいものです。



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