実務データ分析虎の巻Vol.66(課題を分解するときに感じる”難しさ“の正体)


「これ、難しいなぁ」と感じる、その背景を考えてみると・・・・・

データ分析に限らず、課題解決の最初のステップは、 「大きな課題を細かい課題に分解すること」 です。

 

ところが、どの”切り口“で分解するかによって、その成果が大きく変わります。

切り口を見つけるのは分析結果によってではなく、分析者が仮説として考えます。

 

これを(演習などで)実践しようとすると、「難しい」と感じる人が続出します。

難しい」と感じる人には共通のパターンがあるようです。

 

それは、どこかに“正しい答え”があり、自分はその正解を見つけられているのか、どこまで近づけているのか、ということで悩みだします。

私は、これは(正解がどこかに必ずある)日本的教育も影響していると思います。

 

ところが、実務やデータ分析の世界には、多くの人の認識に反して、絶対的な正解など存在しないのです。

しかも、仮説段階では、自分なりの根拠で、その切り口を自由に想定していいので、理論的にはその段階で「難しい」という発想は出てこないはずなのです。

100%の正解とのギャップを意識始めた途端、「難しい」と感じるようです。

 

正解を見つける」という発想から「正解を自ら創り、データで説得する」という考え方が、特に今の世の中には必要とされていると感じます。

このような発想で、データに基づいた価値創造をする力を身に付けることは可能です。


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