徳島県立富岡西高校で「データを活用したストーリー作り」発表会


高校生向けオンライン授業をやっています



 



既に3年目を迎える、徳島県立富岡西高校の年間を通じた「データ活用スキル育成」のサポートです。



昨日2月17日は、今年度ずっとサポートしてきた1年生の中間発表会でした。



 



私は横浜の自宅から(今年度はコロナで年間を通じてオンラインでした)参加し、発表の一つ一つにコメントと次に向けたアドバイスをしました。







 



 



 



 



 



高校生向けとはいえ、しっかりと授業でポイントを教え、その上でそれぞれの研究テーマを決めた上で、そのストーリー作りをデータという客観的な情報に基づいて作ってもらっています。



この取り組みはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)として文部科学省に認定されている本校での、実践的な授業の一つとなっており、1~2年生の2年間を通じて、自分の研究を科学的に追及しています。その中で、筋道(ストーリーライン)の作り方と、データの活用の仕方をメインに教えています。



 



その中では特に以下のポイントを強調して、繰り返し身に付けてもらっています:



1)「問題」や「目的」をできるだけ”具体的に”定義すること(自分は何を言いたいのか、はっきりさせる)



2)定義した内容に沿った適切なデータを選んで客観的に示すこと(言いたいこととデータがずれていることがよくあります)



3)問題⇒要因⇒方策という、問題解決の基本プロセスを守ること(言いたいことだけ言い放てばよいということではありません)



 



昨日の発表内容も、中間としては良くできている事例が多かったと思います。



実はこれ、社会人でもこういった教育や訓練を受けている人は決して多くはなく、みな社会人になってから四苦八苦しています。



一方で、このスキルはAIやDXなどが叫ばれる今の時代には、強く求められ、価値が高いサバイバルスキルであることに間違いありません。



その習得を高校生の時代からできることはとても恵まれていると思います。



 



高校や大学関係の方で、これらの分野育成にご興味、関心があるかたはお気軽にご相談下さい。



実践的な内容をご提案できるかもしれません。



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