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実務データ分析虎の巻Vol.66(課題を分解するときに感じる”難しさ“の正体)
実務やデータ分析の世界には、多くの人の認識に反して、絶対的な正解など存在しないのです。しかも、仮説段階では、自分なりの根拠で、その切り口を自由に想定していいので、理論的にはその段階で「難しい」
という発想は出てこないはずなのです。100%の正解とのギャップを意識始めた途端、「難しい」と感じるようです。
実務やデータ分析の世界には、多くの人の認識に反して、絶対的な正解など存在しないのです。しかも、仮説段階では、自分なりの根拠で、その切り口を自由に想定していいので、理論的にはその段階で「難しい」
という発想は出てこないはずなのです。100%の正解とのギャップを意識始めた途端、「難しい」と感じるようです。
データとデータの間のつながり(関連性)の強さの度合示す分析が相関分析です。”使った広告宣伝費“と”集客数“のつながりが確認できれば、広告宣伝活動は集客という成果につながっている(=効果がある)こと
が分かりますね。
「分析しても思ったような結果が得られない」このよくあるお悩みの原因の一つは、分析そのものではなくその前段階にあったりします。
いつも見ているグラフや表など、データを使ったアウトプットや指標はたくさんあると思います。是非再度その一つ一つをご覧頂きたいと思います。
そして、それぞれに対して「それ知ってどうするの?」と自分に問いかけてみてください。
「お客様の満足」は大切なことではありますが、一体それを知ることや 向上させることは何のためか、十分具体的に把握できているでしょうか?
回帰分析の「R-2乗値」について。現実的には、限られたデータだけで勝負せざるを得ず、仮にR-2乗値が低くても(=精度が低くても)それを使って結論を出すか、データを使うことを諦めるかといった二者択一に迫られるケースが少なくありません。
相関分析において致命的となる、2つの関係の”距離“について言及していないことが多く見られます。
「業務でデータ分析する機会がない」という人がいるが、「じゃあ君これを分析してね」が降りて来るのを待っていると一生そんな機会は来ない。自分で機会を作るのです。「業務でデータ分析する機会がない」という人がいるが、「じゃあ君これを分析してね」が降りて来るのを待っていると一生そんな機会は来ない。自分で機会を作るのです。
あなたの組織では、データ活用が「現状把握」にとどまっていませんか?その次はいきなり方策に飛んでいませんか?
そのような中、ワシントン大学のビジネススクールでクリティカルシンキングを教えている教授とコンタクトが取れ、授業内容の情報交換をしたところ、いくつかの大学院で共通して教えているテーマが「課題設定・定義」ということが分かってきました。