実務データ分析虎の巻Vol.38(研修の効果を最大化する鍵はこの”違い“だ!)


研修の効果を最大化する鍵はこの”違い“だ!



 





 



 



セミナーや研修に何となく参加する人と、自分なりの目的や課題を具体的、明確に持ってくる人がいます。この違いが学びを実践につなげられるか否かを大きく左右します。



 



例えば、事前に本人や上司の期待値を記載するように主催側に求められるケースがあります。データ分析研修を例にとれば、次のものがよくあります。



 



上司:「統計知識を学んで、自業務に活かしてほしい」



受講者:「データを仕事で使えるための知識を身に付けたい」



 



ズバリ、



 



データ分析の手法を身に付けると、きっと今より良い何かができるだろう」



 



程度の期待値で参加すると、理解はしても、「使いこなして成果を出す」には距離が出てしまいます。これでは本当に勿体ないです。



 



最低でも次のレベルの具体性をそれぞれが事前に確認しておくと、グンと履修効果が高まります。



 



・「ページアクセス(PV)数のデータを用いて、ネット広告に対する高い費用対効果を数値根拠と共に示せるようになりたい」、




・「顧客満足度のデータを用いて、XXXという製品の使い勝手を多面的に評価し、
他社製品と比較して競争優位性を示したい」など



 



このような具体的な課題意識を持って参加できると、その身に付くスキルも成果も大きく変わってきますよ。



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