データ活用に必要なのは「統計」でも「データサイエンス」ではない、という話


統計とデータサイエンスを「データ活用」の中でどう捉えるか



 



このような、データ活用の全体図を作ってみました。





 



 



 



 



 



相手にメッセージを伝えるには、話の筋道(=ストーリー)が必要です。つまり、なぜその結論に至ったのかの根拠と流れです。



「統計」や「データサイエンス」は、その中の個々の仮説を客観的に検証するための「ツール」として使われます(データ分析も同じです)。



これらは、単独(単発)でいかにすごい分析結果を出しても、それだけではストーリーを語ることはできません。



やはり「統計学」も「データサイエンス」もパーツでありツールでしかないことが分かります。



 



「もっと高度な分析をやりたい」



という話が挙がったときには、図の中のどの部分をゴールとして置いているかを確認するようにしています。



個々の仮説検証(濃いオレンジの箱)をする、または何も目的なく、目の前のデータから何かしらの情報を取り出してみるというゴールであれば、「データ活用」とは違う世界の話となります。



関連記事

  1. 9周年を迎えました!

  2. SMBCコンサルティングの会報に寄稿しました

  3. 中国語版『日産で学んだ 世界で活躍するためのデータ分析の教科書』が発売!

  4. 『結局、仮説で決まる。』新刊発売です!

  5. 実務データ分析虎の巻Vol.87~「データで問題解決」をする大事なプロセス

  6. 5/29発売『週刊東洋経済』データ分析特集に登場

PAGE TOP