実務データ分析虎の巻Vol.78(何のためにどのデータをどう見るのか)


何のためにどのデータをどう見るのか

セミナーや研修で「課題を具体的に定義し、仮説を設定する」ことが如何にデータ分析の実務活用に必要かをあの手この手でお伝えしています。

その中でも、分かりやすく伝わると感じるフレーズがこれです。

 『何のためにどのデータをどう見るのか』

 

これをデータに手を付ける前に自分で明確にすることで、多くの問題が解決されます。

この問いに答えを出していれば、

「たくさんのグラフ作ったけど、ここから何が言えるんだろう?」

という多くの人が経験するこの悩みすら発生しないはずです。

 

これ、一見簡単そうに見えますがかなり奥が深いのです。

例えば、「最近体重が増えてきた」ことをデータで評価しようとするとどんな数値を何と比較しますか?過去からの変化?(変化文?変化率?そしてその率の大小はどう評価?)、それともBMIなどの一般指標との比較? 

色々考える点が出てきます。

正解があるわけではありません。

 

これ、データ活用の第一歩なのです。


関連記事

  1. 実務データ分析虎の巻Vol.39(課題定義が全てを決する)

  2. 東洋経済オンデマンド講座『リーダーのためのデータリテラシー』再配信!

  3. リモートワーク時代のデータ分析力(2)

  4. 8/26 【第9回】「データ分析」×「ロジカルシンキング」基礎演習・講座~実務課題とデータ分析をつなげる思考法~

  5. 『100万社のマーケティング』行動経済学連載(ゴールフレーミング)

  6. もうすぐ受講者数8000名を突破!Udemy『説得力を高め問題解決に導く!実務直結”データを活かした”戦略的ストーリーメイキング講座』

PAGE TOP