実務データ分析虎の巻Vol.33(考える順番が真逆です)


bnr_toranomaki



 



 



 



研修そのものに加え、「データを業務に活用できるチームにしたい」という具体的なご相談も増えています。



 



「データを活用する」



確かにそうなのですが、本当に活用したい場合、考える順番を真逆にすることが必要です。



つまり、



 



「データを活用する」のではなく、「活用できるデータは何か」



 



から考えるのです。とりあえず無目的に色々集めたデータをどう活用するかは、「目の前のデータありき」の発想です。その中には本当に重要なものも、実際には全く活用されていないものも含まれています。



 



その中だけで考えるのではなく、本当にアクションにつながる指標(データ)は何かを考えることから始めることをアドバイスします。



 



例えば「売上データを活用したい」という場合、売上実績だけをいくらこねくり回しても、アクションにつながりません。



 



売上と関連する要素として、例えば「製品」「営業プロセス」「お客様」などのカテゴリーが思いつくでしょう。ではそれぞれのカテゴリーをどのように分解・指標化できるのか、それらの中で売上向上のアクションにつながるのは何か、などを一緒に議論していきます。



 



すると、必然と「活用すべきデータは何か、どう活用すれば良いか」が見えてき



ます。



関連記事

  1. 東洋経済最新号にオンデマンド講座案内が出ております

  2. 2019年地方自治体のサポートが大きく拡大します

  3. 実務データ分析虎の巻Vol.79~情報のサマリー力

  4. 行動経済学連載 宣伝会議「100万社のマーケティング」

  5. 私を選択頂く理由

  6. 『あなたの組織がデータを活かせていないワケ』 連載第2号

PAGE TOP