実務データ分析虎の巻Vol.33(考える順番が真逆です)


bnr_toranomaki



 



 



 



研修そのものに加え、「データを業務に活用できるチームにしたい」という具体的なご相談も増えています。



 



「データを活用する」



確かにそうなのですが、本当に活用したい場合、考える順番を真逆にすることが必要です。



つまり、



 



「データを活用する」のではなく、「活用できるデータは何か」



 



から考えるのです。とりあえず無目的に色々集めたデータをどう活用するかは、「目の前のデータありき」の発想です。その中には本当に重要なものも、実際には全く活用されていないものも含まれています。



 



その中だけで考えるのではなく、本当にアクションにつながる指標(データ)は何かを考えることから始めることをアドバイスします。



 



例えば「売上データを活用したい」という場合、売上実績だけをいくらこねくり回しても、アクションにつながりません。



 



売上と関連する要素として、例えば「製品」「営業プロセス」「お客様」などのカテゴリーが思いつくでしょう。ではそれぞれのカテゴリーをどのように分解・指標化できるのか、それらの中で売上向上のアクションにつながるのは何か、などを一緒に議論していきます。



 



すると、必然と「活用すべきデータは何か、どう活用すれば良いか」が見えてき



ます。



関連記事

  1. 『日経情報ストラテジー7月号』連載 マネージャのためのデータリテラシー講座

  2. 日経BP主催『「仮説立案」実践講座』(3/11)開催です

  3. BizZine連載「机上のスキルで終わらせない、ロジカルシンキング・レバレッジ活用術」

  4. Note記事『場所にとらわれない働き方1年やってみてわかった自分なりのポイント』

  5. 日経BP主催 2大セミナーのご案内!(9/4と10/1)

  6. 埼玉県立熊谷図書館にて講演しました

PAGE TOP