実務データ分析虎の巻Vol.2(組織の中で分析の納得性を高めるもの)


無題



 



 



 



組織の中でデータ分析結果の納得性を高めるものって何でしょう?



適切なデータや正しい分析作業も重要ですが、実は次のポイントも重要です。



 




  1. 課題から結論までの全体の整合した流れ(ストーリーライン)


  2. 分析対象とした課題の範囲とそれを選んだ根拠




 



これらの考えが抜けていて、全体の流れがロジカルでないと、いかに部分的に良い分析ができても、主張を全体として納得してもらえません。



例えば「顧客分析からこんな課題が分かりました」と言っても、「では売上が落ちている原因は顧客以外にはないのか」というごもっともな指摘を受けることでしょう。



全体像を見せてから、各論の詳細に入る(その各論を選んだ理由もデータで示すとベスト)という進め方です。



 



これはデータ分析の技術そのもとというよりは、“データをどこでどう使うか” が全体像とともに事前にきちんと把握、設計されているかという問題です。



 



研修の中でもこのような点を扱いますが、研修後の実務サポートの中で、具体的な課題を一緒に見ながらこのような視点を持つサポートもさせて頂いています。



関連記事

  1. 『日経情報ストラテジー』連載16回 回帰分析!

  2. 実務データ分析虎の巻Vol.95~「ビッグデータによるデータサイエンス」とのゴールの違い

  3. 横浜市役所のデータ活用力育成を行っています

  4. Yotube配信『データ活用のための『ストーリー変換』コンセプトとは』

  5. BizZine連載(「根拠さえ示せばロジックは盤石」は本当か?)

  6. 日経BP主催『「仮説立案」実践講座』(10/12)

PAGE TOP